人はなぜ山に登るか

シャモニ2日目
心の準備をする暇もなく、さっそく山登り。
イギリスでは毎日7~8Kmお散歩していたけれど、それは平坦な道。
イギリスに山はない。山登りはとっっても久しぶりなのである。
意外だろうけれど、私は昔、よく山に登っていた。
小学生の頃の夏休みというと、体育会系の両親に連れられ、日本アルプスに登りに行き、高校時代はワンゲル部に籍を置いて関西の山を縦走していました。(そんな高い山は登っておりませんがw)
え?想像がつかない?確かに。
今は隠居して、めっきりインドア派になっているものね(笑)
登山は苦しい。体力のない私にとっては苦行そのものだ。
頭が真っ白になり、心が折れそうになりながらも、歩き続けるしかない。
もう限界、あと一歩で限界だと思いつつ、無理やり次の一歩を出す。
限界を超えたところで掴む達成感、雲の上から眺めるパノラマ。
やはり、それらの魅力は筆舌に尽くしがたいものがある。
あれ?私はMなのだろうか?・・(実はマラソンも好きなのだ。。)
「人はなぜ山に登るか?」
「そこに山があるからだ」と、とある登山家が答えたそうですが。
山でしか得られない経験がある。経験は宝だから。
私はそんな風に思います。
しかし、辛かった。
約10年ぶり(!)に登ったら、案の定足を痛めてしまいましたよ。。
山をなめちゃイカンですな。
こころの音色
でもこの絶景、自分の足で歩いたからこそ感動ひとしおだったのでしょう。

こころの音色
今年の夏は、どこか日本の山を登ってみようかな。