アンナカレーニナ楽日

本日、バレエ団「アンナ・カレーニナ」公演の楽日でした。

公演直前のクラスレッスンでのピアノを担当させて頂いたのですが、

なんともよい空気が漂っていて。

レッスン後も拍手が鳴りやみませんでしたきらきら

そんなこともあり、アンナ・カレーニナを観られるのも今日で最後だし、本番を観にいこう!と思ったら、

運よく制作さんにチケットを頂き、客席で観られることになりました。

とってもラッキー!!!ありがとうございます。

いつも地下リハーサルスタジオにこもっている私ですが、久々に地上へ。

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ゲネプロで心をわしづかみにされてしまっていた私は、

もう、幕開きからして涙がでてきてしまい・・・(花粉症もあるけど笑)。

アンナ役の厚木さんはゲネプロよりも一段と凄みを増し、アンナの一生を熱く生きていました。

ゲネプロでの涙腺決壊シーンは、やはり今日も・・・。

ちょうど一年前、状況は違えど、アンナのような行き場のない孤独を抱えていたのです、、私も。

だから、胸が痛くて痛くて。。

作品の素晴らしさもさることながら、それぞれの限界を乗り越えて舞台に立たれているのでしょう、

ダンサーさん達の努力に頭が下がります。

本当に素晴らしい公演。私は皆様を心からリスペクトします。

私も限界に挑んで頑張ろう!

今日でアンナ・カレーニナは終わり、今週から、「カルミナ・ブラーナ」公演の稽古が始まります。

次々回公演の「椿姫」の楽譜も、今日頂きました。

今日でひとつの季節が終わり、明日から新しい季節が始まる。

そんな区切りの日となりました。

また新しい志を持って、新しい季節を!!

(しかし、本日はまだまだ仕事がてんこもり。。・・・ちゃんと終わるかな!?)

フィレンツェ~ポンテヴェッキオ編

ドゥオモに続いて、フィレンツェで有名な風景といえば、
アルノ川とポンテヴェッキオ(橋)。


こころの音色
ポンテヴェッキオには、宝石のお店がずらり。

こころの音色

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オペラファンにはお馴染みの、この風景。
そう、オペラ「ジャンニスキッキ」はフィレンツェが舞台になっていて、
有名アリア「私のお父さん」では、こんなことが歌われています。↓
私の愛しいお父さん、私、彼のことが好きなの
ポルタロッサ通りへ指輪を買いに行きたいの
どうしても行きたいの
もし叶わないなら、ヴェッキオ橋に行ってアルノ川へ身投げするわ。
苦しくて切なくて、ああ神様、死んでしまいそう
お父さん、お願い(彼との結婚を許して♪)
私、フィレンツェに着いてから、ずーっとこの歌を歌っていました。
リストランテでも、店員さんに歌ってあげました(笑)
有名な物語の舞台となった街を訪ねるのは、楽しいものです。
今後この曲を弾く度に、この街を思い出すんだろうな。
さて、フィレンツェではとても美味しいイタリアンのお店を見つけ、
2日連続通いました。

こころの音色
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美味しすぎて、昼間からワインが進む進む。

千鳥足でお散歩~。
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あー!ポルタロッサ通り発見!!!

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酔っ払ってはしゃぎ回った私は・・・
隊長が「電車の切符を買ってくるから待っててね。荷物ちゃんと見ててね」
と言い残して駅に行った隙に、ホテルのロビーにて爆睡。
「しのちゃん、ここイタリアだから!」
帰ってきた隊長も苦笑^^;
いやー、私はずっとこんな調子だったのですが、
危ない目には一回も遭いませんでしたヨ。
渡航前にいろんな情報を耳にして、イタリア人=盗賊と心得て旅に臨んだのですが、
それどころか、落とした手袋やマフラーを拾ってもらったり、
道も丁寧に教えてもらったり、ローマのホテルに忘れてきた洋服をミラノのホテルまで送ってもらったり、、

店員さん達も皆親切で親しみやすく、旅で出逢ったイタリア人は皆優しい人ばかりでした。
それに、オペラのピアノを弾いているお陰で、イタリア語の発音にはちょっと自信があり。
単語を並べれば会話が成立する(解ろうとしてくれる)ので、
とっても楽しかったのです。 イタリア、大好き!
(イタリア語は関西弁に似てるしね。発音もそうだし、最後から二音節目にアクセントがきたりとかも。

イタリア人の話す英語も分かりやすい)
ちなみに、海外でのスリ等の被害は、
遭いやすい人と全く遭わない人とまっぷたつに分かれるそうです。
私の両親などは、行く先々でスリ(未遂)の被害に遭うそうですが、
私は、一度も危険な目に遭ったことがありません。
隙は与えません(酔っていなければ!笑)。
あと、よっぽどお金持ってなさそうに見えるのかも(笑)

花の街フィレンツェ~ドゥオモ編

ローマで三日間を過ごしてから、ユーロスターでフィレンツェへ移動。
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フィレンツェといえば、ルネサンス発祥の地。そして「冷静と情熱の間」でも有名なドゥオモ。
宿泊したホテルから見えるドゥオモ

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さっそく行ってみます。

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このクーポラは、今の建築技術をもってしても、奇跡的な建造物だそうです。
ルネサンス文化の栄華を感じずにはいられません。
教会内部
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さっそくクーポラの屋上に登ります。
日ごろの運動不足がたたり、464段の階段がキツ過ぎる…。

息切れしながら、なんとか屋根部分まで到着。

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クーポラ内部に描かれているのは、「最後の審判」。

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ものすごい迫力。
ちなみに、地獄絵がとてもグロテスク&リアル。

更に、屋根に沿って階段を上ります。

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階段はかなり急で、高所恐怖症の私は笑顔だけど足がすくむ思い。
そして、いきなり視界が開けました。

こころの音色
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なんとも美しく可愛らしい、フィレンツェの街並み。
本当におとぎの国かと、ずっと感嘆のため息をついていました。
この景色は、一生忘れられないものになりそうです。
そういえば、「冷静と情熱の間」の映画版は見たことがないなぁ。
フィレンツェが懐かしくなったら、見てみようかな?