氷河鉄道

【シャモニ旅行3日目】
登山鉄道に乗って、フランス最大の氷河メール・ド・グラスを見に行く。
標高1035mのシャモニから標高1913mの氷河には、歩いて登ることもできるのだけれど、前日足を痛めた私は迷わず登山鉄道へ。
ガタゴトガタゴト、赤い電車に揺られて登ります。

こころの音色
 

ぶつかるぅ

こころの音色

車内はこんな感じ

こころの音色

自分の足で登って味わう絶景もたまらないけれど、
楽して味わう絶景も、苦しゅうない(笑)
こころの音色

そして、氷河のあるモンタンヴェール駅に到着。
こころの音色
大自然を前に、見惚れるばかり。

そして、更にロープウェイで氷河の近くまで下ります。
こころの音色

こんなに間近に!とても寒いです。
こころの音色

耳を澄ますと、時折「バキバキっ」と氷が崩れる音が。
氷河が解けているのですよね。
そうです、それは地球温暖化による現象。
危機感を覚える音でした。
このままでは、この美しい氷河もなくなってしまうそうです。
美しい風景を守るために、今私達にできることは?
そんなことを思いながら下山。本日の宿に向います。
今日の宿は、シャモニモンブラン駅の隣駅にあるプチホテル。
清潔で、インテリアがシャレていて、とても素敵なホテル。
部屋に入ってしばらく、大はしゃぎしていました。
こころの音色
こころの音色
ちなみに、ホテルの若女将(?)のセーラさん、
大の日本好きで来日回数8回!三重県で暮らしたこともあるらしく、
流暢な日本語でお話してくださいました。
ホテルエデンのサイトはこちら↓
http://www.hoteleden-chamonix.com/
窓を開けたら、見渡す限りの絶景。
今夜はこの景色をサカナに、部屋でワインパーティーです。
(経費削減の為、お部屋で食事(笑))
こころの音色
こころの音色
暮れゆく山々を眺めつつ、ずいぶん永いことお酒を飲んでいました。
ちなみに、ヨーロッパに来てからというもの、毎日毎日父と晩酌。
このせいで相当太りました。そしてお酒もかなり強くなりました。
一体何の合宿よ?(笑)
さて、明日はいよいよモンブランを見に、エイギュ・ドゥ・ミディへ。

人はなぜ山に登るか

シャモニ2日目
心の準備をする暇もなく、さっそく山登り。
イギリスでは毎日7~8Kmお散歩していたけれど、それは平坦な道。
イギリスに山はない。山登りはとっっても久しぶりなのである。
意外だろうけれど、私は昔、よく山に登っていた。
小学生の頃の夏休みというと、体育会系の両親に連れられ、日本アルプスに登りに行き、高校時代はワンゲル部に籍を置いて関西の山を縦走していました。(そんな高い山は登っておりませんがw)
え?想像がつかない?確かに。
今は隠居して、めっきりインドア派になっているものね(笑)
登山は苦しい。体力のない私にとっては苦行そのものだ。
頭が真っ白になり、心が折れそうになりながらも、歩き続けるしかない。
もう限界、あと一歩で限界だと思いつつ、無理やり次の一歩を出す。
限界を超えたところで掴む達成感、雲の上から眺めるパノラマ。
やはり、それらの魅力は筆舌に尽くしがたいものがある。
あれ?私はMなのだろうか?・・(実はマラソンも好きなのだ。。)
「人はなぜ山に登るか?」
「そこに山があるからだ」と、とある登山家が答えたそうですが。
山でしか得られない経験がある。経験は宝だから。
私はそんな風に思います。
しかし、辛かった。
約10年ぶり(!)に登ったら、案の定足を痛めてしまいましたよ。。
山をなめちゃイカンですな。
こころの音色
でもこの絶景、自分の足で歩いたからこそ感動ひとしおだったのでしょう。

こころの音色
今年の夏は、どこか日本の山を登ってみようかな。

アルムの山に帰りたい

「アルプスの少女ハイジ」にこんなセリフがでてきましたが…
幼い頃旅した思い出が忘れられず、憧れ続けたアルプス。23年ぶりに訪れる機会に恵まれました。
今回の旅のメインはシャモニー。
シャモニーはアルプスの山あいの小さな街。今はフランス領ですが、スイスとイタリアの国境にも近く、昔はイタリア領だったらしいです。第1回冬季オリンピック開催の地であり、今や洗練されたリゾート地でヨーロッパじゅうの人々がスキーに、バカンスに訪れる場所なのだそう。
まずは、イギリス~スイス・ジュネーブ空港まで1時間半のフライト。
こころの音色
スイス上空からレマン湖を臨む。
そして、ジュネーブからシャモニーまで、バスで国境を越え2時間。
道中、オックスフォードから空港へ向うバスが故障して30分ロスしたり。
ガドウィック空港にて、まんまと手荷物検査にひっかかり、荷物をすみずみまで点検されたり。
ジュネーブ空港からシャモニーゆきのバスの乗継時間が15分しかなく、初めて降り立つジュネーブ空港を、怒涛の勢いで走りぬけたり。
とまぁ色々あったわけですが。
なんとか無事、シャモニーにたどり着きました。
私、高校時代3年間フランス語を習っていたのですよ。
だけど、フランスを訪れたのは今回初めて。
フランス語・・・ほとんど使い物になりませんでしたね(笑)
「授業料返してほしい」と親にも言われてしまいましたたらーっ(汗)
さて、初めて訪れたフランス、なにもかもが美味しい!
柔らかい水、空気、食べ物・・そして何よりもこの大自然!
こころの音色
感動のままに、初日が終わりました。
このシャモニに4泊して、ヨーロッパアルプスを味わいつくします♪
こころの音色
チーズフォンデュとワインにて、身も心もとろける。