パリで遊んでいる写真ばかりアップしていて、
一体何しに行ったのか、仕事の記憶が薄れている気がしないでもないので、
同僚ピアニストと公演を観ます。開演前に客席にて。
フランスの若きオケ、暴走するところもあったけれど、
一音も気を抜かない!楽しむ!という若さがとても魅力的でした。
1ヶ月21公演、全公演終演後、
関係者のクラブと化したシャトレ座ホワイエ。
朝方まで踊り明かしました!!
今回、パリで仕事をしてきて思ったのは、
その国、その街の文化、社会、空気、人、、
それらが個性をもって生きているということ。
それは、日本でもウィーンもパリでもそう。
だからこそ、違う街で働く=生きることは、とても大きな経験であり。
ウィーンと同じプロジェクトを同じメンバーで上演しても、全然違う。
パリなりのやり方があり、お客様の反応があり、街との融合があり、
そして、本拠地で公演するのとは違う迎えられ方や魅せ方があり。
パリは文化が深く、成熟しているので、余計にパリならではの色を感じました。
フランスのオルガニゼーションが適当過ぎて、やりにくい部分も多々あったけれど(笑)
今回、全公演に同伴して、カンパニーピアニストとして責任ある仕事を任せて頂いたことも大きかった。
仕事以外でも、一ヶ月の旅公演中、仲間とも監督とも深夜まで飲み語ったり、パリの街にくりだしたり。
ウィーンに戻ってきたらそんなこと全然しないので、
あの日々は幻?と思ったりもするけど、やっぱり全部残っていくんですよね。
ずっと続いていくものなんてない。一瞬一瞬流れていく。
そのなかで、こんな貴重な経験をさせてもらって、素敵な糧と思い出を頂いたことに感謝です。
ありがとう!パリ!!
またいつの日か!!!