英会話☆

バンクーバーオリンピックももうすぐ閉幕ですね。
フィギュアスケート女子フリーの試合があった日、
1時からコンサートのリハーサルを予定していたのだけど、
「これを見ずに演奏なんてできない!」と共演者皆でテレビ観戦。
皆さん、素晴らしかったですよね~!
特に、浅田真央選手の力強い演技、アスリート魂、菩薩のようなまっすぐな純粋さ、
悔し涙が止まらない志の高さに、感動しました。
今のあの謎な採点方法のなか、自分の限界と可能性に挑戦する真央ちゃん。
この世の光に見えました。まだまだ19歳。貴女の行く末を楽しみにしています!
話は変わりまして、
私は、今週から英会話レッスンに通うことにしました☆
習い事自体、何年ぶりだろう!なんとも新鮮~!
近年、海外との縁が深くなり、公私ともに英語を話す機会が多くなってきました。
度々行く海外旅行はもとより、海外の方とのお仕事の機会も増え、
4月からは、英国人の振付&指揮者によるバレエ公演に携わることになりました。
英語なんて10年以上前にどこかに置き忘れてきていて、
あまりの拙さに、本人も唖然な状態。記憶喪失です。
今日は初レッスン。イギリス人の先生をご指名しました。
マンツーマン、フリートークのレッスンだったのですが、
話せないなりにも、フィーリングで会話は弾むものw
次の旅行の現地情報や、ロンドンのお家事情、VISA情報など、
濃い会話を繰り広げてきました。
(いや、会話というより、私が質問→彼がそれに答える→私がそれを日本語でメモ)
これは英会話のレッスンとして成立しているのだろうか?単なる情報収集?笑
彼にとっては、私が本日最後の生徒だったらしく、
気づけば大幅に時間延長してダベリング。
でも、芸術にも造詣が深くて、素敵な方でした。
以前は東北弁にしか聞こえなかったイギリス英語も、今や大好きな響き。
また指名させてもらっちゃおうっと。
レッスンには、頑張って週2ペースで通いたいな、と。
エネルギー注いで頑張るぞ!
自分の可能性を広げるってワクワクしますね。
・・・春だな~。

心臓が止まるかと思った!!

昨日の朝、某バレエ団に仕事に行きました。
いつものようにピアノを弾いていて、
ふと、ピアノの隣で踊るダンサーのただならぬ気配を感じて目をやると、
そのお方は、なななななんと、吉田都様!!!
あまりの事態に、一瞬息も手も止まりそうになる・・・。
吉田都さんといえば、英国ロイヤルバレエ団のゲストプリンシパル、「英国の至宝」ぴかぴか(新しい)
去年の秋、ロンドン中の地下鉄構内に、都さんのポスターが飾られていた。
国立バレエ団で弾いていると、世界のスターに会える機会は多いけれど、
それは事前に知っているから、心の準備ができるというもの。
今回のように私立バレエ団で世界的スターにいきなり遭遇すると、本当に驚きます。
心臓に悪い!!!
都さんのバレエレッスン、彼女は、圧倒的にストイックでした。
誰も話しかけられないほどに。
何年も何年も毎日、彼女はこのように厳しく自分に向き合ってこられたのだな、と。
その結果が、あの輝かしい舞台であり、世界中の賞賛なのだろう、と。
昔、何かのテレビ番組(NHKの仕事の流儀だったかな?)で、
「プロフェッショナルとは?」と聞かれた都さん、
「闘い続けられること。言い訳をせずに闘い続けること」
と、答えられていた記憶があります。
水曜日にお逢いした由理恵さん、金曜日にお逢いした都さん。
今なお、現役トップを走り続ける同い年のお二人。
お二人は、私のおよそ一回り年上である。
そういえば、私は昔から、一回り上の女性の仕事っぷりに憧れ、
目標にしてきていた気がする。
私が一回り歳をとった時、この方々のように人の心に何かを遺す仕事ができているだろうか・・・。日々自分に問うていきたい。
(しかしながら、私が憧れてきた方々は全員、子どもを産まずにバリバリご活躍、

というのがなんとなく複雑な気分ではあるのだけど^^;)
ついでに、都さんにお逢いした直後に、携帯のワンセグで見た、
バンクーバーオリンピックフィギュア男子フリーの試合に感動させられて。

私もうだうだしていないで、頑張んなくっちゃ!!

一途な志を持つ者だけが。

本日、
バレエダンサー下村由理恵さんの「2009年度紫綬褒章受賞記念パーティー」にお招き頂き、

パークハイアットホテルにでかけて参りました。
パークハイアットは、私が学生の時から、一番好きなホテルだったのですが、
仕事の関係でこのような晴れがましい場に呼んで頂けるのは、また格別な気分。
ブラックドレスとフェラガモのパンプスに、シャネルの香水をまとい、
いつもの何倍も高揚した気分で出かけました。
いつものように、優しく、凛々しく、輝かしい由理恵さん
こころの音色

お母様のスピーチで知ったことなのですが、
小学生の頃の由理恵さんは、お稽古場の誰よりも練習熱心な子どもだったそうです。
一番最後まで居残りして練習し、いつもお教室の鏡とトイレを磨いて帰る、
そんな少女だったらしいです。
そんな少女が、16歳で東京にでてきて、ダンサーとしての礎を固め、
21歳でご結婚され、のちに単身英国に渡り、永年ご活躍され。
本拠地を日本に移し、今は押しも押されぬ日本トップクラスのバレエダンサー。
私は、由理恵さんの魂ある踊りが大好き!
10年来のパートナーでいらっしゃる佐々木大さんに「じゃじゃ馬」と言われていましたが(笑)、
そうそうそう!本当に魅力的なじゃじゃ馬さんなんですよね!!!
彼女の歴代パートナー。素晴らしきダンサーの皆様
こころの音色

(すごいメンツです!迫力あります!)
普段、仕事場でお会いしても、挨拶するチャンスがなかった方々や、
お会いしたかった方々とお話でき、とても有意義な時間を過ごしました。
由理恵さんはもちろん、ここに集まる誰もがきっと「芸術」に生きている方々なのでしょう。
その末席にご招待頂いた私も、自分がこの仕事を始めて10年の歴史を振り返りつつ、
この時、この場にいられる幸せをかみしめておりました。
由理恵さん、おめでとうございます。
そして、いつもありがとうございます。

こころの音色

これからのご活躍とご多幸を心より祈念しております。
ちなみに、本日の余興は面白すぎました。
なんせ、全員日本を代表するトップダンサーですから!
ご主人の篠原聖一氏は、十八番のチャップリンとマイケルジャクソン(!)を踊り、
彼女の歴代パートナー達もエンターテイナーっぷりを発揮して、
会場は爆笑の渦。 人を幸せにする術をもっている人たちです。

一途な志を持つ者だけが至る境地、私も一生かけて目指したいと思います!
あと、私も、いざという時の為の余興を考えておこう!ピアノ以外で!(笑)