2012年の旅を振り返る

2012年、皆様にとってどんな年だったでしょうか?
私にとっては、2011年に住まいをウィーンに移して、
今年は少しずつその基盤ができてきて。
素敵な友人もできてきて、あちこち旅することもできました。
2012年の旅を振り返ってみようと思います。
1月 盟友とブダペストへ。
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2月 ザルツブルク&ザルツカンマーグートへ。
ザルツブルク州立歌劇場のバレエコレペティのりこさんを訪ねて。
 
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真っ白の世界に身を置きたくて、
雪深いザルツカンマーグート(オーストリアの湖水地方)へ一人旅。
凍った湖でスケートをしました。
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3月 日本から来た後輩クン達と再びザルツブルクへ。
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4月 日帰りでパリに買い物に。
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4月 ウィーン国立バレエ団 日本公演!!!
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カンパニーの皆と東京、大阪(西宮)、名古屋を回れ、
日本のたくさんのお客様にお会いできたこと。
一生の思い出になるでしょう。
7月 初めてのシーズンが終わって夏休み!二ヶ月の休みというのも人生初!
湖水地方ハルシュタットへ。美しいオーストリアの自然を満喫。これぞ山国の魅力。
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同僚と温泉保養地バーデンへ。
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8月 フィンランド国立バレエプリンシパル中川真樹さんを訪ねてヘルシンキへ。
北欧初上陸。
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そして、日本での夏休み!!
長年宝塚スターだった友人の最後の花道を見送って
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近しい親戚で集まって両親の結婚40周年をお祝いして。
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高校時代の友人たちと葉山の海で泳ぎ、海で飲み、
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ツージーと京都で川床料理を頂き。
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ウィーンに帰る前日、南仏トゥーロン在住のバレエ教師ゆみこさんとあさこさんを訪ねて、名古屋で弾丸ランチ。
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人生最高に楽しい夏休みだったかもしれないな。
愛しい日本と愛しい人たち。
そして、2012/13シーズンの開幕。
11月に友人とバッハを訪ねてライプツィヒへ。
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12月、ロイヤルバレエのくるみわり人形のゲネプロを観に、ロンドンへ。
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3年ぶりのロンドンは、美しくて楽しくて。
やっぱり大好きな街でした。
旅はやっぱり素敵。日常から離れて初めて見えることもたくさんあるし、
その都度、豊かな糧をもらえ、未来の活力になる。新しい細胞が生まれる感じがする。
2013年はどこに旅するのかな。
どんな経験をするのかな。
仕事も旅も、めいっぱい楽しんで味わっていこうと思います。
2012年ありがとう。2013年、よろしくお願いします。

ウィーン国立バレエ「くるみわり人形」ネット放映

昨日、オーストリア国営放送で放映された、
ウィーン国立バレエのヌレエフ版「くるみわり人形」プレミエ公演。
下のリンクから、今だけ全編みられるそうです。
http://tvthek.orf.at/programs/4592657-Matinee-am-Feiertag/episodes/5150437-Matinee-am-Feiertag
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30分ほどのドキュメンタリー(主に、ルグリ監督による稽古風景)も。
上のリンクから、Der Nusskunacker hinter den Kulissenというところをクリックしてくださいね。
主演クララは、リュドミラコノヴァロワ、ドロッセルマイヤー&王子役は、ウラジミールシショフ。
葦笛の踊りは、日本人ダンサーの木本全優くん、橋本清香さん♪
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カメラワークがなかなか素敵で、私から見ても新鮮。
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オケピの中に私の姿も。
金平糖のチェレスタを弾いていますよ。
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テレビのクレジットに自分の名前が流れたのは初めてかも。
それもオーストリアで!
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しかし、ドキュメンタリーを見てつくづく思ったのですが、
私はやっぱり、こういう舞台裏にときめく。
毎日過ごしている稽古場、毎日仕事している事なのに、
その様子を見てときめくなんて変だけど、昔からそう。
中学生の頃は宝塚が好きだったけど、舞台より稽古場レポートに惹かれていました。
三つ子の魂百、で、今の自分があります。
さて、くるみわり人形は、今夜と明日、あと二公演で終わり。
今年のしめくくりが良い公演になるよう、ベストを尽くします。

今年のクリスマス

皆様、クリスマスをいかが過ごされましたか?
オーストリアでは年明け1月6日まではクリスマスを祝うので、
街中も家のなかも、まだまだファンタジックなクリスマスのムードに包まれています。
今年のクリスマスの様子を少しお伝えしたいと思います。
先週、劇場全体のクリスマスパーティーがありました。
場所は劇場のロビーです。
そこでクリスマスソングを演奏してくれたのは、我らが国立歌劇場管弦楽団金管隊の皆様。
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まさか、ウィーンフィルの演奏バックに昼酒飲む日が来ようとは!
しかも、リハーサルの合間に監督とワインで乾杯(笑)
このパーティーは毎年恒例なのですが、映画の中にいるように素敵なパーティーでした。
そして、街なかのあちこちで開かれているクリスマスマーケット。
同じ劇場で働く合唱コレペティの吉澤京子さんが、
仕事の合間にカールス教会のクリスマスマーケットに誘ってくれました。
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彼女とは同じシーズンから働き始めた、いってみれば同期。
ことあるごとに二人でごはんを食べたり、お茶やお酒を飲んだり。
ウィーン在住歴が長い彼女に、私はいつもお世話になっていて。
大好きなお友達。彼女がいてくれるお陰で、どれだけ私のウィーン生活が豊かになっているだろう。
いつもありがとう。
さて、ウィーンでは12月初旬から街じゅうにもみの木市が開かれます。聞くところによると、市内で300箇所以上も!
こちらでクリスマスツリーといえば、生のもみの木を飾ることが多いみたい。
私も小さいもみの木を買って、飾りつけてみました。
70cmくらいの大きさで15ユーロでした。
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もみの木からは甘い香りが漂ってきて、部屋のなかで森林浴しているかのよう。
2m以上の大きなツリーもたくさん売られていました。
来年はもう少し大きいのを飾れたらいいな♪
そして、クリスマスイヴには、アメリカ人の同僚がディナーにご招待してくださいました。
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夢のように美しい同僚宅。クリスマス映画の中にいるみたい。
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ディナーのテーブルはこちら。
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デザートタイム。
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そして、プレゼント交換。
クリスマスツリーの下に宛名を書いたプレゼントを皆が置いて、
それを一人一人に渡していき、皆でワイワイ、プレゼントを開けるのがこちら流。
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私は同僚ご夫婦以外の方々とは初対面だったのですが、
それにもかかわらず、皆さん私にもプレゼントを用意してくれていました。
同僚からのプレゼントのひとつに、マクミラン版マノンのDVDが!
実は、年明けすぐにマノン公演が開幕するのですが、
1人だけマノンを弾いたことがない私の為を思って、同僚がプレゼントしてくれたのです。優しい。
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優しい同僚と。
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イヴに集まった皆で。私以外はみんなアメリカ人。
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次の日、くるみわり人形昼夜公演があったのですが、
まったり夜更けまで語っていました。
仕事も大事だけど、プライベートも大事(笑)
素敵なイヴだったな~。ご縁に感謝。