今年のクリスマス

皆様、クリスマスをいかが過ごされましたか?
オーストリアでは年明け1月6日まではクリスマスを祝うので、
街中も家のなかも、まだまだファンタジックなクリスマスのムードに包まれています。
今年のクリスマスの様子を少しお伝えしたいと思います。
先週、劇場全体のクリスマスパーティーがありました。
場所は劇場のロビーです。
そこでクリスマスソングを演奏してくれたのは、我らが国立歌劇場管弦楽団金管隊の皆様。
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まさか、ウィーンフィルの演奏バックに昼酒飲む日が来ようとは!
しかも、リハーサルの合間に監督とワインで乾杯(笑)
このパーティーは毎年恒例なのですが、映画の中にいるように素敵なパーティーでした。
そして、街なかのあちこちで開かれているクリスマスマーケット。
同じ劇場で働く合唱コレペティの吉澤京子さんが、
仕事の合間にカールス教会のクリスマスマーケットに誘ってくれました。
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彼女とは同じシーズンから働き始めた、いってみれば同期。
ことあるごとに二人でごはんを食べたり、お茶やお酒を飲んだり。
ウィーン在住歴が長い彼女に、私はいつもお世話になっていて。
大好きなお友達。彼女がいてくれるお陰で、どれだけ私のウィーン生活が豊かになっているだろう。
いつもありがとう。
さて、ウィーンでは12月初旬から街じゅうにもみの木市が開かれます。聞くところによると、市内で300箇所以上も!
こちらでクリスマスツリーといえば、生のもみの木を飾ることが多いみたい。
私も小さいもみの木を買って、飾りつけてみました。
70cmくらいの大きさで15ユーロでした。
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もみの木からは甘い香りが漂ってきて、部屋のなかで森林浴しているかのよう。
2m以上の大きなツリーもたくさん売られていました。
来年はもう少し大きいのを飾れたらいいな♪
そして、クリスマスイヴには、アメリカ人の同僚がディナーにご招待してくださいました。
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夢のように美しい同僚宅。クリスマス映画の中にいるみたい。
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ディナーのテーブルはこちら。
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デザートタイム。
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そして、プレゼント交換。
クリスマスツリーの下に宛名を書いたプレゼントを皆が置いて、
それを一人一人に渡していき、皆でワイワイ、プレゼントを開けるのがこちら流。
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私は同僚ご夫婦以外の方々とは初対面だったのですが、
それにもかかわらず、皆さん私にもプレゼントを用意してくれていました。
同僚からのプレゼントのひとつに、マクミラン版マノンのDVDが!
実は、年明けすぐにマノン公演が開幕するのですが、
1人だけマノンを弾いたことがない私の為を思って、同僚がプレゼントしてくれたのです。優しい。
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優しい同僚と。
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イヴに集まった皆で。私以外はみんなアメリカ人。
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次の日、くるみわり人形昼夜公演があったのですが、
まったり夜更けまで語っていました。
仕事も大事だけど、プライベートも大事(笑)
素敵なイヴだったな~。ご縁に感謝。