モナコ公国にてプリンセス気分

2009年ラストの日、ニースから足を伸ばして、モナコ公国に行ってきました。
ニースからモナコへは長距離バスがでていて、40分乗ってなんと1ユーロ(130円!)
(ちなみに、このあたりでタクシーに乗ると、5分で30ユーロ以上するので、
このバスは破格のお値段!)
もひとつちなみに、ニース~モナコはヘリコプターで6分、73ユーロだそうです。
ヘリでモナコへ!!正しいモナコへの訪れ方は、これかしらん(笑)
バスはひたすら海岸線を走るのですが、その景色の美しいこと。
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高い丘の上にある、エズという村からの景色。

やがて到着したモナコは、まさしく別世界。
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徒歩で歩き回れるほどの小さなこの国のすべてがエレガンスの極み。
嗚呼、ここがリヴィエラの真珠、プリンセス・グレースケリーが愛した国・・・。
でてくるのは、ため息ばかり。

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大公宮殿

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モナコに住まう、世界のセレブ達は、マンションを所有するように、
豪華クルーザーを所有するらしい・・・。

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マンションと比べたら、クルーザーの大きさが分かりますよね?
リッチで華やかで洗練されていて、芸術が盛んなモナコ。
私が仕事でご一緒している、大先輩のバレエダンサーの方々も、
モナコに留学しておられた方が多いです。
(モナコに留学した日本人ダンサーは、出世するというジンクスがあるのですよ♪)
今回はさすがに大晦日だったので、聖地オペラハウスにて、
モンテカルロバレエ団を観ることができず残念だったのですが、
つかの間のプリンセス気分を、存分に堪能しました。
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・・・そういえば、モナコのイケメン王子、アンドレア王子はまだ独身だった筈!

それも、モナコの魅力を倍増させている理由かもですね(笑)

ペタしてね

南仏ニースにて「豊かさ」を知る

今年の年越しはヨーロッパで、という話になり。
どこか暖かいところに行こう、と軽い気持ちで選んだ場所が南仏のニース。
ニースといえば。
青い海、青い空、さんさんと降り注ぐ陽の光・・・。
・・・ニース、普通に冬でした(笑)
ですよね。いくら地中海とはいえ、北半球ですよね、ニースさんも。
とはいえ、ロンドンや東京よりはいくらか暖かかったですけどね。
まずは、ロンドンからニースへ。飛行機で約2時間。
ちなみに、ロンドンのヒースロー空港の免税店で、
何を血迷ったか、シャンパン「ヴーヴクリコ」のボトル2本を買う私達・・・。
酒持参でニースに飛ぶとは、救いようのない飲兵衛コンビである。笑

ニース空港に到着。
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お隣の国モナコではダンスフォーラムが開催されていて、
空港は、バレエ一色でした。
キリアンが、ベジャールが、バランシンが~~~!
バレエ好きには涎ものです。

冬のニースの海。
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地中海にクリスマスツリー。なんだかシュールな景色。
好きです、こういうの。

旧市街。
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NewYearを迎えるニース、うきうきとしたムードが街を彩る。
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観覧車も特設。
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ロシアのクリスマスマーケットも、にぎやかに。
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年越しライブは、リハーサルだか本番だか分からないユルさ。
このオトナな感じがニースなんですよね(笑)
ニースに限らず、フランスという国は、大人の為の国という印象があります。
男女ともに、歳を重ねるほどに魅力を増してゆき、きちんと「男と女」として存在するし、

若者はきちんと大人に敬意を払う。そんな風潮があるように思います。
ロンドンや東京は概して若い人の天下で、我が物顔で街を歩いているけれど、
フランスのこういった雰囲気は、とても素敵だなと思いました。
これだけの先進国なのに、プライベート(家族や恋人との時間、ヴァカンス)や「個人」を大事にできているのも素晴らしいな、と。

本物の豊かさを見た気がしたのでした。
余談ですが、ニースのシャガール美術館で、
「何歳かしら?小人用切符?」と聞かれてしまった私・・・。
嗚呼、素敵なオトナへの道は、程遠い・・・。
2009年最後のディナーは、生牡蠣とロブスターのパスタ。
こころの音色

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最高!!!!
いやー、2009年いろいろあったけど、終わりよければ全て良し(笑)
ほろ酔い浮かれ気分でニースの街を歩き、ホテルに戻りました。
そして、0時を迎えた瞬間、
海岸沿いで一斉に打ち上げ花火と船の汽笛が!!!!

2010年が、希望に満ちた幸せなものになりますように。