南仏ニースにて「豊かさ」を知る

今年の年越しはヨーロッパで、という話になり。
どこか暖かいところに行こう、と軽い気持ちで選んだ場所が南仏のニース。
ニースといえば。
青い海、青い空、さんさんと降り注ぐ陽の光・・・。
・・・ニース、普通に冬でした(笑)
ですよね。いくら地中海とはいえ、北半球ですよね、ニースさんも。
とはいえ、ロンドンや東京よりはいくらか暖かかったですけどね。
まずは、ロンドンからニースへ。飛行機で約2時間。
ちなみに、ロンドンのヒースロー空港の免税店で、
何を血迷ったか、シャンパン「ヴーヴクリコ」のボトル2本を買う私達・・・。
酒持参でニースに飛ぶとは、救いようのない飲兵衛コンビである。笑

ニース空港に到着。
こころの音色

お隣の国モナコではダンスフォーラムが開催されていて、
空港は、バレエ一色でした。
キリアンが、ベジャールが、バランシンが~~~!
バレエ好きには涎ものです。

冬のニースの海。
こころの音色
地中海にクリスマスツリー。なんだかシュールな景色。
好きです、こういうの。

旧市街。
こころの音色

こころの音色

NewYearを迎えるニース、うきうきとしたムードが街を彩る。
こころの音色

観覧車も特設。
こころの音色

ロシアのクリスマスマーケットも、にぎやかに。
こころの音色

年越しライブは、リハーサルだか本番だか分からないユルさ。
このオトナな感じがニースなんですよね(笑)
ニースに限らず、フランスという国は、大人の為の国という印象があります。
男女ともに、歳を重ねるほどに魅力を増してゆき、きちんと「男と女」として存在するし、

若者はきちんと大人に敬意を払う。そんな風潮があるように思います。
ロンドンや東京は概して若い人の天下で、我が物顔で街を歩いているけれど、
フランスのこういった雰囲気は、とても素敵だなと思いました。
これだけの先進国なのに、プライベート(家族や恋人との時間、ヴァカンス)や「個人」を大事にできているのも素晴らしいな、と。

本物の豊かさを見た気がしたのでした。
余談ですが、ニースのシャガール美術館で、
「何歳かしら?小人用切符?」と聞かれてしまった私・・・。
嗚呼、素敵なオトナへの道は、程遠い・・・。
2009年最後のディナーは、生牡蠣とロブスターのパスタ。
こころの音色

こころの音色
最高!!!!
いやー、2009年いろいろあったけど、終わりよければ全て良し(笑)
ほろ酔い浮かれ気分でニースの街を歩き、ホテルに戻りました。
そして、0時を迎えた瞬間、
海岸沿いで一斉に打ち上げ花火と船の汽笛が!!!!

2010年が、希望に満ちた幸せなものになりますように。