ウィーン国立歌劇場2011/12シーズン、9月3日に開幕しました。
シーズンオープニングの演目は、プラシドドミンゴ主演「シモンボッカネグラ」。
着飾った人々で溢れた劇場は、一気に華やぎ、
お客様も劇場も、みんな嬉しそう。
劇場の外には大きなスクリーンが設置され、オペラがライブ中継されます。
こちら外野席(笑)
風に吹かれながら、ワインやビール片手にオペラのライブを観るのも楽しそう!
私も、こちらで一幕だけ観ましたよ。
その後、自分の楽屋に戻り、モニターをつけつつ、仕事をしていたのですが、
モニターから流れてくる音楽のあまりの熱演っぷりに、見いってしまうこと数十分(笑)
このマエストロモニターが終演後はこんなことに(笑)
ピアノを弾きながらモニターを見ている私ですら、拍手するくらいですから!
ああ、こんなだったら、客席にいけばよかったと後悔するほどでした。
初日から6月まで毎日こんな調子では、仕事になりませんね!
とはいえ、シーズンオープニング公演を迎え、
私も舞台を創る一員として、背筋が伸びる思いがしました。
再来週には、バレエもプレミエ公演を迎えます。
数作品同時進行、私にとってはどれも初参加というのは非常に大変なのですが、
この日のようなお客様の笑顔と拍手を楽しみに、頑張ります。
日々のリハーサル、仕事については、また改めて。
では、今週も一週間、頑張りましょう!