ヌレエフガラとシンデレラシューズ

2012/13 シーズン、ウィーン国立歌劇場での最後の公演、
「ヌレエフガラ2013」が終演しました。
【一部】ラシルフィード、白鳥の湖、マイヤリンク、ヴァスラフ
【二部】シルヴィア、ディアナとアクテオン、眠れる森の美女、アポロ
【三部】ライモンダ全三幕
という構成でした。
グランドフィナーレ。
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今年は、私も客席で堪能。
オケピで演奏するのも勿論素敵だけど、プレッシャーなく公演を楽しめるのもとても素敵(笑)
どの演目もそれぞれ味わい深かったのですが、やはり、パリオペラ座からのゲスト、オレリーデュポンとマニュエルルグリ監督の「シルヴィア」は別格でした。
この時間を永遠に切りとりたい、と。
バレエは儚い。いろんな意味で。
だけど、だからこそ、その一瞬がかけがえないものなのだと。
終演後は、恒例の舞台裏でのパーティー。
シーズン終了にあたり、昇格者も発表され、華やかなものになりました。
私は、今回は、ずっとオケの皆さんとテーブルを共にさせて頂きました。
一緒に演奏しているけれど、なかなかゆっくり話す機会がない方々と。
あれですね。やっぱり音楽家はダンサーより飲みますね(笑)
劇場が閉まる夜中1時までずっとみんなで飲んでました。楽しかった!
こちら、いつも朗らかなアメリカ人指揮者のケヴィンと。
ドンキホーテ公演から、まる一ヶ月ご一緒しました。
今度はいつお会いできるかな。
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そして、ボスと。
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1シーズンありがとうございました!!
ウィーンでの2012/13シーズンを終えて、嬉しいような寂しいような。
なんて感慨に浸っている暇もなく、明日からウィーン国立バレエ団はパリに旅立ちます。
パリシャトレ座で7月4日~27日まで、21公演上演してきます。
公式サイトはこちら
パリに仕事で一ヶ月滞在できるのは嬉しいけど、ピアニストも4人中2人(一ヶ月参加するのは私だけ)だし、公演数は多いし、ハードな日々になることが予想されます。。
だけど、この得がたい経験を、思いっきり満喫し、全力を尽くしてこようと思います。
話は変わりますが、最近、初めてジミーチュウの靴を買いました。
キラキラグリッターのシューズ、履くとシンデレラのガラスの靴みたいで、ほんとにきれい。
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靴は芸術品、そう思います。凛としていて美しくて、心が豊かになれるもの。
この靴を初めてはいて、このヌレエフガラに出かけました。
「新しい靴を初めて履く日に素敵な場所にでかけると、その後もずっと、靴が素敵な場所に連れていってくれる」というジンクスを信じているから。私のシンデレラシューズ、これからも素敵なところにたくさん連れていってね!!
もちろん、パリにも持っていきますよ♡