2014-15シーズン開幕。3ヶ月ぶりにオケピに帰ってきました。
8回弾いたチャイコフスキーピアノコンチェルト。世界広しと言えども、半年の間に8回も同じコンチェルトを弾くピアニストもそうそういないかもしれないですよね…弾く度に音楽の歓びが深まっていくのを感じて。弾く直前のオケピの「気 」で演奏の質が決まってしまうことも毎回味わっています。
今シーズンの「 アレグロブリランテ」初日、日本人ソリストの橋本清香さんが、怪我したダンサーの代役として急遽主役を踊られました。
5月に私が代役で弾いた時は、4日前の指名だったけれど、彼女は開演2時間前に電話がかかってきて、急遽振りを覚えて真ん中を踊ったのだそう。
(キャスティングされていたダンサー2名とも踊れなくなり、彼女に無茶振りがいったのです)
あまりの事態に皆が心配するなか、やっぱり我らが清香ちゃんは完璧に美しく踊りきったそうで、幕が降りてすぐ、舞台上では彼女への賞賛の拍手がやみませんでした。
バレエ団の窮地をいつも救う清香ちゃん!本当に素晴らしいですね。
さて、今回のプログラムには私のインタビューが掲載されています(自分の言葉がドイツ語で書かれてるの、不思議笑)。