GIFT

私がピアノを弾いているバレエ団の公演に、ゲストダンサーが来日しています。

アメリカンバレエシアターのホセカレーニョ と、英国ロイヤルバレエ団のタマラロホ

一昨年イギリスに滞在していた時、何度かロイヤルオペラハウスに訪れました。

そして、観劇ついでに買ったのが、タマラロホのポストカード。

「ロミオとジュリエット」の美しきバルコニーシーンのものでした。

稽古ピアニストの仕事をしていると、ままあることなのですが、

雲の上だった方が、ある日突然目の前に現れる・・・。何年たっても慣れません(笑)

ご本人にご挨拶し、共に仕事をさせて頂く幸運を、夢のような気持ちで味わっています。

タマラは、小柄なのに踊ると大きく、少女のような清らかさを湛えながらも、大人の深い魅力を併せ持ったダンサー。

ホセは、情熱的で優しい瞳の、包容力に溢れたダンサー。

(私は、生まれ変わったら、ダンサーになってジゼルを踊るのが夢なのですが、

相手役は彼にお願いしたいな 笑)

昨日も今日も、五感が冴え渡っていた私は、

コンタクトをしなくても平気なくらい、視界がクリアだわ、

ピアノの音も立体的に聞こえるわ、メロディーが次々に沸いてくるわ、

ダンサーの息遣いを自分のもののように感じられるわ、、、

いつもとは違う、不思議な感覚を味わいました。

前日の整体で、老廃物を出したのが功を奏したのでしょうか♪

会いたい人に会える、会いたかった人と一緒に仕事ができる・・・。

こういうのは、本当にギフトであり、糧であり。幸せです。

公演は来週金曜に初日を迎えます。

どうぞ劇場 にお越しください。

音楽とともに