言葉の花束を

今日、とある女性から、素敵な言葉の花束を頂きました。

あまりにも嬉しく、感動したので、ここに記してもよいですか?

その方は先日、私のピアノを聴いて、

こんなメールをご自身の秘書宛にうってくれたそうです。

「志野ちゃんのピアノの周りには、天使が飛んでいます」

!!!

なんて嬉しい、そして、なんて素敵な言葉なのでしょう。

(それ以上に、このお方、なんて素敵な女性なのでしょうね!)

「初めてあなたのピアノを聴いた時、涙がとまらなかった。

あなたの音楽は、人を幸せにする音楽だから、

もっともっとたくさんの人に聞かせてあげなさい。

それがあなたの使命だと思いますよ」

私は幸せのあまり、泣いてしまいました。

時折、孤独の闇にのまれそうになります。

何の保証もなく、また、形もないこの道を、

フリーで、そして独りで歩いていくというのは、

とても心細いことなのですよね。

(その代わり、喜びやギフトは倍以上なのですが!)

彼女は、昔ヨーロッパで演奏活動をされていた大先輩のピアニストで。

音楽の喜びも、厳しさも、そしてその道を追求する者の孤独をも、

よく分かっていらっしゃっている方だけに、

彼女のお言葉は、私の心に響くのかもしれません。

『聴く人が幸せになる音楽』

それは私の理想なのです。

音楽は波動だから・・・。無条件に幸せになれる音楽。いいですよね。

テクニックだとか、どんな曲を弾くかとか、実はそんなことは大した問題ではなくて・・・、

(もちろん最大限の努力はするのですが!)

どういう思いで音楽と向き合い、何を感じ、何を誰とシェアしたいか、が大事なのだと。

隠しているつもりでも全部でてしまう。伝わってしまう。

音楽でなくても、きっと何でもそうなのでしょうね。

すべてに真摯に向き合い、良い波動を循環させること。

音楽に対しても、まわりの人に対しても。

そうありたいです。

・・・それにしても、言葉の花束、音楽の花束。

贈り物上手な人に憧れます。

なんでも「心」ですよね、きっと。