バレエアステラス2009

日曜日、新国立劇場に、「バレエアステラス2009」公演を観にいきました。

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最近仲良しの、新国立劇場バレエ団ソリストの本島美和さんが出演されていて、

入手困難なチケットを取ってくださいました♪

この公演は、海外で活躍されている日本人ダンサーを迎えたガラ公演で、

普段は日本ではなかなか観られないダンサーさん達の踊りを観ることができて、

とても新鮮でおもしろかったです。

ドレスデン国立歌劇場バレエ団の浅見紘子さんのコンテンポラリー、

ベルリン国立バレエ団の針山愛美さんの白鳥、

ボリショイバレエ団の岩田守弘さんのサタネラ、

オーランドバレエ団の安川千晶さんとエディ・トバーさんによるロミオとジュリエット

などが、とても素晴らしく、心に残りました。

ロミオとジュリエットは、胸が熱くなり、涙が止まらなくて…、

コンタクトが落ちそうになっちゃいました。

日本でも知名度の高い岩田さんはさすがの貫禄で、拍手喝采でしたね。

美和さんの「ラ・シルフィード」も、とっても素敵でした。

彼女は表現力が豊かで、心の美しさ、まっすぐさが踊りに表れているダンサーさんなのですが、

シルフィードでは、アームスの動きが繊細で柔らかくて、本当の妖精みたいでしたよ。

また新境地を開かれましたね、美和さん。

ちょうど、仙台在住の元バレリーナのお友達が東京に帰省していたので、一緒に観にいったのですが、

とても喜んでもらえ、また感動を分かちあうことができて、嬉しかったな。

それにしても、日本人ダンサーが海外で活躍するのは、すごいことなのですよね。

そのエネルギッシュさ、情熱、芯の強さが伝わってきて、

私も元気と勇気をもらえました♪

たっぷり充電させてもらったので、今週も頑張ります!

追記

この日、ロビーで懐かしい方にお会いしました。

そのお方は、バレリーナの安達悦子さん。今回の公演の選考委員を務めていらっしゃいました。

私は音大時代、桐朋の演劇科のバレエクラスで初めてバレエピアノを弾いたのですが、

その時、一年間お世話になった先生が、安達先生でした。

彼女のような素敵なダンサーに出会っていなければ、今の私はいなかったかもしれません。

あれから10年、現職場で再会するという素敵なご縁に、心があたたかくなりました。

東京湾華火&肉食獣の会

週末、東京湾大華火大会に行ってきました。
有明のタワーマンションの最上階に、お誘い頂いたのです。
仕事を終えて速攻家に帰り、15分で浴衣に着替えて、髪をアップにしてキラキラ
慌しかったけれど、夏気分全開で行きたかったから☆
冷房の効いたお部屋で、お酒を飲みながらの花火、なんとも大人な感じ!

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東京湾の花火を見に出かけたのは久しぶりでしたが、
遊び心があって洗練されていて、やっぱり素敵だったな。
東京の夜景も美しく、とても贅沢な時間を味わいました。
そこで出逢った方々も、高エネルギーでキラキラしている方ばかりで。
男も女も肉食獣系で、素敵でした☆
意気投合して、花火の後には皆でタクシーを飛ばして六本木のクラブへ。
いやー、遊んだなー、楽しかったなぁ。
2009年の夏の思い出が、花火のように鮮やかでキラキラしたものになりますように線香花火

肉食獣らしくパワフルに、夏を味わい尽くしたいと思います☆笑

世界バレエフェスティバル

TOKYOのバレエファンが待ちに待った夏がやってきました。

三年に一度催される、世界バレエフェスティバル。

先週、Aプロ初日に行って参りました。

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世界中の旬のスターが一堂に会する舞台。

地球を小さく感じたり、同時に世界の凄さを思い知ったり。

祝福に満ちた、この華やかな祭典に酔いしれてきました。

日本のファンが待ちわびていました、叙情的なコジョカル。

圧倒的な存在感で、生き様を雄弁に語っていたギエム、

心弾む「海賊」を舞ったマリアネラ・ヌニエスとティアゴ・ソアレス。

観るたびに驚くべき成長を遂げる、日本の星・上野水香。

私の王子(笑)、ホセ・カレーニョ。

素晴らしい表現力でマノンを生きたセミオノワ。

そしてそして、今回、惚れ直したのが、タマラ・ロホ!!!

彼女の為に振付けられたコンテンポラリーは、

美しく、凛々しく、儚く、壊れそうでありながら、生命力に満ちていて・・・、

タマラの踊りに心酔し、また、大きな共感を覚えました。

私も、彼女のような女性になりたい・・・。

それにしても、内なる声を表現できる力があること、

そして、それを引き出してくれる振付家がいること、

本当に素晴らしいことですよね。

そんなこんなで、4時間半という長丁場の舞台のしょっぱなからヒートアップした私は、

最後には拍手疲れ・感動疲れでヘロヘロではありましたが(笑)、

世界の頂点に君臨するダンサーたちから貰った栄養は、

ちゃんと私の血肉になっていくことでしょう。

夏になると毎年、世界じゅうからバレエ関係者が東京に集まってきます。

バレエピアニストは息も絶え絶えになりながら、あちこち飛び回って仕事をするのですが。

そんな大変な時期だからこそ、得るものも大きかった気がします。

バレエ三昧の夏、後半戦も頑張ります!!