パリのちょっと素敵な風景2

東京にきています。
連日、時を惜しんで大好きな人たちに会って、寝不足になりながら空が白むまで語って。
東京での日々はやっぱり愛しい。新しく出逢う人も旧くからの人も、深いのです、関係が。ウィーンでの自分と全く違う人生を生きてるような気になります。帰る場所があるって幸せなこと。
さて、もう少しパリ日記におつきあいくださいませ。
パリのちょっと素敵な風景、の続きです。
私たちが公演していたシャトレ座からほど近い、マレ地区のサンポール教会。
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あたたかさ、柔らかさ、優しさ、、女性的な印象の教会。
旅の最終日、2時間くらい時間があったので、
サンポール教会に行って、ろうそくに火を灯して、感謝のお祈りを捧げてきました。
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サンポール教会近くは、古くからの街並が残っていて、趣があります。
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こちらは、サンジェルマンデプレにある、奇跡のメダイ教会。
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私の旧友が病に臥していて、彼女を想う時、足が自然にこの教会に向かっていました。一ヶ月の間、何度行ったかな…
清らかなマリア像に祈りを託して。
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こちらが、それを持つ人に奇跡をもたらすという、奇跡のメダイ(メダル)。

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友人に贈ります。
ルーブル美術館にて
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回廊のこちら側はカフェになっている。
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ホテルの部屋で。
一ヶ月の長期滞在だったので、少しでも居心地のよい空間にするべく、
アロマキャンドルを焚いたり、お花を飾ったりしていました。
フランスの芍薬も、素敵。
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パリのちょっと素敵な風景1

パリで見かけた、美しい風景を切りとってみました。
記憶のカケラをここに。
とある日曜日、リュクサンブール公園にて。
Yさんに誘って頂いて、ショパン野外コンサートを聴きました。
2010年から毎年おこなわれているそう。
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ギャルリーヴィヴィエンヌ。
エントランスからして、この美意識の高さ。
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エントランスを入ると…。
目の前に広がる、パリで一番美しいと言われるパッサージュ(アーケード)が。
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パッサージュのなかの、柔らかな曲線美。
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こちらもパッサージュ。
モダンな魅力のギャルリーヴェロドダ。
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ギャルリーヴェロドダにはクリスチャンルブタンのお店が。
靴フェチの血が騒ぐ♡
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モンマルトルの丘の上。サクレクール寺院。
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偶然、結婚式を挙げたカップルに。やわらかな光。
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サクレクール寺院の前、モンマルトルの丘から望む、パリの街並。
私たちのホテルは、モンマルトルの真逆に位置していたのですが、
ホテルの部屋の窓からサクレクール寺院が小さく見えていて。
この写真にも、やっぱり私たちのホテルが映っていました。
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パリはゴミが多かったり、浮浪者も多かったり、
危険だったり、、住みづらいだろうな、と思うことも多いけれど、
この美しさもまた、類い稀なものだと思うのです。
今回、パリ渡航4回目にして、
初めてパリが好きになった気がしています。

パリ祭のエネルギーに満たされた夜

フランスで、一年で一番大切な日。
それは、なんといっても7月14日の革命記念日でしょう。
パリ祭の数日前から、パリじゅうにトリコロールの国旗が飾られて、お祭りモード。
軍の飛行機も低空飛行していて、その爆音に、劇場の中にいた私たちもびっくり。
マレ地区も。
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シャンゼリゼ通りも。
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パリ祭近づくこの日、パリ在住のソプラノ歌手、まやこちゃんとデートしました。
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まやこちゃんとお会いしたのは、2011年3月10日、震災前日の彼女のお誕生日パーティー以来。
相変わらず美しいまやこちゃん。
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あの日からいろんなことが変化して、
お互いこうしてヨーロッパに暮らすようになって、
ウィーンとパリ、ちょっとご近所さん気分でこんな風にまた会えたこと、とっても嬉しくて。
まやこちゃんもこの日のことをブログに書いてくれていました。ありがとう。
ちなみにこれ、彼女のブログで私が遊んでいた、Japanese Duster「HATAKI」笑
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説明がきに「日本の各家庭にはハタキがある。ポジティブなエネルギーをもつプロダクツ」って書かれてる。わーお!笑
そして迎えた7月14日。パリ祭当日。
この日は日曜日だったので、仕事は休み。
二週間慣れない場所で仕事してきた疲れもあって、特に予定もたてず、夕方までホテルでゆるゆる。
シャンゼリゼでは朝から盛大に軍事パレードが行われていたらしいです。
パリに来てから知り合った、パリ在住の日本人女性Yさんが花火に誘ってくれて。
ホテルまでお迎えにきてくれ、二人でモンパルナスまで歩き。
地元の人たちと、道路にひしめきあいながら座って。
フランス革命のエネルギーに感動しつつ、
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フランス人、立って花火を見ている人への「座れ!座れ!」のシュプレヒコールが激しく(笑)
おぉ、ここはやっぱりラテンの国だと思っていたら、
花火を見ている時は、静まり返っている。
何この、日本と逆な感じ(笑)
本当に感動した時には声がでないフランス人、ちょっと可愛い。
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自分のなかのひそやかな気持ちを手放した日でした。
その日に、パリに来て知り合った方と、こんな風に二人で革命記念日の花火を見ているなんて。不思議。
去っていくもの、新しく入ってくるもの、再生されるもの…。
革命記念日に新しいエネルギーを感じながら。
人と人との縁、人と街との縁を感じながら。
パリで見た花火、きっとずっと忘れない。
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