メリーポピンズ

ロンドンでミュージカルをというと、
アンドリューロイドウェバーの「オペラ座の怪人」「CATS」や「レミゼラブル」などが人気どころ?
でも、これらは日本でも観る機会はある。
せっかくロンドンにきたならば、ロンドンでしか観られないものを!と「メリーポピンズ」を選ぶ。
こころの音色
古き良き時代のクラシカルなミュージカル映画を舞台化した話題作だ。
監督はキャメロンマッキントッシュ、そして振付はあのマシューボーン。
メリーポピンズにマシューボーン・・・その組み合わせはかなりおもしろいかも(笑)
こころの音色
「チムチムチェリー」「お砂糖ひとさじ」「スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「ジョリィホリディ」「鳥にえさを」等、世界の誰もが知っているような名曲ぞろいのこのミュージカル。
私はこれらのナンバーが大好きで、昔、ミュージカル子役志望の子供たちの歌のレッスンで、よく歌わせていたものだ。
実際こんな風に生で聴ける日がくるなんて思わなかったな。
客席で一緒に歌いたくなる衝動を抑えるのが大変だったわ(笑)
セット(特にお家の)がとても巧妙で可愛らしく、目を奪われる。
タップダンスあり、マシューボーンらしいモダンバレエ風ダンスあり、
クラシカルミュージカルが、見事に現代風に蘇っていた。
特にメリーポピンズ役の女優さんが、ロイヤルバレエスクール出身なだけあって、ダンスがとてもうまい上、
身のこなしがいかにも魔女らしくて美しい。
それにしても、イギリスの童話にはどうして魔法ものが多いの?
「メリーポピンズ」「不思議の国のアリス」「ハリーポッター」「ナルニア国物語」等、共通点がある気がしませんか?
イギリスの風土から生まれた思想的なものなのかな?
メリーポピンズ。
「オペラ座」や「レミゼラブル」に食傷気味の人にはオススメです☆
ちなみに今、私の家ではメリポピのCDがヘビーローテーション。
歌詞カードを見ながら、いい英語のお勉強になっています^^
♪スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・
それは、英語やないやんけ~!
もひとつちなみに。
イマリ嬢から「プリンスエドワード劇場の前の通りはゲイストリートだ」と聞き、いろいろ注意して歩いてみました。なるほどね~~~!いやー、あまりにも楽しくて二往復もしちゃったよ(爆)
そして夜は音楽会へ。この日の日記はまだ続きます。

初ロンドン☆観光編

英国旅日記 5日目
5日目にして、初めてロンドンに繰り出すことに。ロンドンデビューです☆
オックスフォードからロンドンは電車で1時間、もしくはバスで1時間40分ほど。

初めて降り立つロンドンは驚きと感動と恐怖に充ちている。

こころの音色
オックスフォードでは、ジーンズとトレーナーで歩いている学生がほとんどだけれど、

こちらはクールなビジネスマン風の人が多い。おぉっ!都会だ!!!

オックスフォードに4日いただけで、すっかり田舎者感覚ですね(笑)
今日のメインはミュージカル。ロンドンで観たいものはたくさんあるのですが、

両親が会議した結果、今日はミュージカルになりました。私の発言権はあまりありません(笑)
ということで、まずはチケットをゲットしに、地下鉄に乗ってソーホーに向かう。

地下鉄の初乗り料金は3ポンド(約750円)と激高ですが、5ポンドの一日乗車券を買いました。

イギリスではとにかくすべてのものが高いので、出費を抑える工夫は必須。
今日はイマリ嬢オススメの「メリーポピンズ」を観ることに!
ロンドンでは、当日券として、半額ディスカウントチケットを買うことができます。

これはとてもお買い得。さすが演劇の本場ロンドン。

こころの音色
無事マチネのチケットをゲットし、開演までの3時間を使い、ロンドン観光へ。

今日は両親と一緒なので、ほとんどおまかせコースです。
まずは、テムズ川のほとりに行きビッグベンを眺める。

こころの音色
そしてお隣のウエストミンスター寺院へ。
世界遺産ふたつを10分で制覇(笑)しかしやはり世界遺産は世界遺産。
この街のもつ文化の重みに圧倒されました。
時間があれば、もっとゆっくり味わうのも良いなと思いつつ、

また地下鉄に乗り、今度はチャールズ皇太子とダイアナ皇太子妃が結婚した場所、セントポール大聖堂へ。

こころの音色

市民の集う教会として、イギリス文学にもちょくちょく登場するこの教会。
初めて行ったのに懐かしいような、白黒の記憶に色がついたような不思議な感覚に陥る。

旅にはこういう楽しみもありますよね。
大聖堂を眺めつつ、ドイツの「PAUL」という美味しいパンをかじる。
イギリスに来て、美味しいパンを初めて食べた気がします^^;
そうこうしているうちに、メリポピ開演の時間が近づく。
また地下鉄に乗って、ソーホーのプリンスエドワード劇場へ。
ミュージカルは「豚に真珠だ」と言い張る父とは、ここでいったんお別れ。
続く。

英会話スクールに行ってみる

英国旅日記 3日目
今日は母のヨーコに連れられて、英会話スクールに行ってきた。
「生徒でもないのに勝手に行っていいの?」と聞くと、「いいのいいの、あなたのことは話してあるし、後ろで聞いているだけでいいから」とか適当なことを言う。・・・ヨーコさん、、
事情がよくつかめないまま、母に連れられてスクールへ。
スクールへは、自宅から徒歩45分・・・遠いです。
日本だったらこんな距離歩きません。
「まだ着かないの?」と弱音を吐くと「軟弱ねぇ。だから、あなたはダメなのよ」と叱咤される。久々に会うヨーコさん、あいかわらずである。
彼女に逆らっても無駄なことを知っている私は、諦めて歩く。

こころの音色
ひたすら公園の中を歩いたのだけれど、カモや白鳥がいたりで意外と気持ちよくて。こんな風景に囲まれて日々生活していたら、そりゃ、クマのプーさんやらピーターラビットとかが生まれるわけよね。
そして始まった英会話レッスン。

こころの音色
英会話のレッスンなんて留学準備挫折以来。私は小学校1年から英会話を習っていたのだけれど、昔の杵柄今いずこ・・・とんでもない語学力になり下がっている。案の定周りの人の会話に入っていけず。でもしばらくすると、うっすらと話が見えてくる。なんでも今日のお題は「イギリスのお家事情について」高騰するポンドのせいで、イギリスで家を持つのはとても大変なことで、1億は普通にかかるらしい。子供をもつか家をもつか、どちらかの道を選択しなければならないほどらしい。確かに、今住んでいるオックスフォードの寮も家賃は25万を超えている。たかだか50㎡くらいの学生寮なのに!これがロンドンだとどういうことになるのだろう。。
なんてことをお茶を飲みながら、小一時間も喋っていました。
「聞いてればいい」というヨーコの無責任な発言にもかかわらず、私もしっかり会話に参加させられましたよ。通じたかしら?(汗)やっぱり語学は使ってなんぼですね。私も今後はコンスタントに英語を勉強したいなぁ。そう思えただけでも、レッスンに参加した意義はあったのでしょうか。
レッスンを終えると、スクールの門前でヨーコに捨てられる。
「私はこれからパーティーだから、さっき来た道を一人で帰ってね」
ヨ・ヨーコさん、聞いていません><
みなしごシッチを不憫に思った母の友人が、私を途中まで連れて帰ってくれることに。助かりました。帰る道すがら「ヨーコさんはどうしてあんなにパワフルなんですか?」と質問攻めにあう。どうしてって言われましても・・・私が教えてもらいたい。。
オックスフォードの街の中心で皆さんとお別れし、あとはプラプラとお店を見て回る。オックスフォードは学生の街で、オシャレなものはほとんどないけれど、CD屋や本屋やカフェは充実していて、その辺りは東京の繁華街と同じくらいに便利だと思う。街を歩くと楽しかった。やたらと多国籍だけれど、外国とは思えないくらい安全そう。やっぱり学問の街なんだなぁと。
すっかりこの田舎街が気に入ってしまったので、これからちょくちょく散歩がてら街へ繰り出そうかな。
しかし、寒い。毎日毎日雨が降っている。
この天気はなんとかならないものか。