クリスマスコンサート

記事を書くのが遅くなってしまいましたが、

クリスマスコンサート、無事終了致しました。

いらして頂いた皆様、どうもありがとうございました。

このコンサートシリーズは、毎回満席御礼で、とても盛り上げて頂けるので、

演奏していて、これほど幸せな時間はないと思うほど、充実しています。

本当にありがたいことです。

こころの音色

今回は、写真をたくさん撮って頂きました。

せっかくですので、こちらにアップしたいと思います。

こころの音色
こころの音色
こころの音色

今回のイメージカラーは白。一部(ヘンデル、モーツァルト、アヴェマリア)は3人揃って白のドレスを着ました。

私、今回初めて演奏したサン=サーンスの「アヴェマリア」が大好きで。

その細く美しく凛々しい楽曲の魅力に堪えられず、

稽古中は毎回、衝動にかられて演奏後に叫んでいたのですが、

本番は叫びはしませんでしたが、涙がでました。。

ニ部の一曲目はオペラ「ヘンゼルとグレーテル」より、二重唱。

こころの音色

大盛り上がりでしたね!

さすが、オペラ研修所出身のお二人。今後は劇団化するほどの勢い(笑)

私のソロ演奏は、賛美歌94番「久しく待ちにし」の即興演奏。
実はイギリスから帰ってくる飛行機の中でこの曲を聴いたのです。
その時、飛行機の中から見た赤い朝焼けやイギリスでの思い出などを想いながら弾きました。

私なりのイギリス土産です。
こころの音色
最近私の即興は、どんどんコンテンポラリー化していってるような・・・。

調性がなくなる日も近いかも。。

そして、自分達が編曲した(私に関しては、ほぼアドリブ笑)クリスマスソングメドレー。
こころの音色
こころの音色

こころの音色
何度トライしても、どうしても本番は失敗する、いわくつきのハンドベル(笑)

アンコールは、オペラ「ラクメ」より花の二重唱。お二人にとってもお似合いでした。

今までさんざんコンサートをしてきましたが、フランスものは、新境地でしたね♪

こころの音色
おつかれさまでした!!

次のコンサートは、何の曲をしよっか。

今から楽しみだね。

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クリスマスコンサートのお知らせ

今年も、恒例のクリスマスコンサートをおこないます。
告知が遅くなってしまったうえ、皆様ご多忙な時期とは思いますが、
もし、お時間ありましたら、是非遊びにきてください。
こころの音色

◆日時◆12月12日(土)16:00開演(15:30開場)
◆場所◆sonorium(ソノリウム)京王井の頭線永福町駅徒歩7分
    http://www.sonorium.jp/
◆チケット◆全席自由 4000円
◆出演◆大場恭子(ソプラノ)、
    杣友惠子(メゾソプラノ)、 
    滝澤志野(ピアノ)
◆曲目◆Handel 「メサイア」より抜粋、Mozart「C-mollミサ」より抜粋、Humperdinck「ヘンゼルとグレーテル」より二重唱、クリスマスソングメドレー他…(即興ピアノソロも演奏予定)
「二期会」所属の新進気鋭の歌手お二人とともに。

3人集まると話が弾みすぎて、練習に入るのに1時間はかかるというトリオ。
(私がイギリスに行っている間は、すんなり練習がはかどったらしい。なぜだ!!)
先日、中打ち上げ(キックオフ会)として、初めて3人で飲みに行きました。
音楽のこと、人生のこと、アツく語ること6時間。 いやーアツかった。

ま、私は、ビール、ワイン、焼酎、日本酒、梅酒をチャンポンして、
ツブレてたんですけどね(笑)
あと1週間で更に良いものをお聴かせできるよう、
3人の感性とエネルギーを集結して、がんばります。
是非いらしてくださいね。

気づき、そしてコンサート

今日は、コンサートでした。

声楽家7人分の伴奏を1人で受け持ったので、合計25曲!

師走に入ってから激務が続くなか、なかなかハードなお仕事でした。

開演前に↓
こころの音色-091205_182352_ed.jpg

ステージはとても充実していて、楽しかったのですが、

それにしても、音楽というものは・・・・(感無量)

実は最近、得がたい経験をさせて頂いたのです。

このコンサートの為のレッスンで伴奏をしていた時のこと。

10年来、共にお仕事をさせて頂いている師匠が、私に伴奏法のアドバイスしてくださったのですが、

それが、今までの自分の価値観をくつがえすほどの奏法だったのです!

なんでも、「ピアニストは皆、そう弾いてしまうし、私の知っているピアニストのなかで、これを実践できた人は、ただ1人しかいない」らしいのですが。(その方は、その筋では高名な実力派のピアニストさんでいらっしゃいました。)

その奏法にあまりにも感動した私。

「10年も一緒に演奏していて、なぜ今まで教えてくれなかったんですか??」とたてつくと、

「たいていのピアニストに言っても解らない。君に言っても解らないと思っていた。

でも、今日の君なら、、理解するような気がしたから」とおっしゃるではないか。

私は一瞬言葉を失いました。

だって、私は最近、とある気づきがあって、

自分の生き方について反省したり、考え方を変えようとしていたのですが、

その内省と奏法のアドバイスは、根本的に同じ話だったのです。

・・・心を見抜かれたことにもびっくり。

人生も音楽も同じなんです・・・。

というより、人生があって、その延長に音楽が在る。

演奏にはその人のすべてが出てしまう。

相手を信頼して、ゆだねること。

互いに生かし、生かされ、更なる信頼と発展が生まれる。

音楽の話をしているんだか、人生の話をしているんだか、終いには分からなくなってきました(笑)

それ以来、音楽、共演者に対する気持ちに変化が生じ、

「歌いやすくなった!」と言って下さる方も多くて。

(その分、今までの自分はなんだったんだ!と相当落ち込みましたが)

私自身も、とてもおおらかな気持ちになれるのを感じたのでした。

気づくこと、学ぶことに、遅すぎることはないし、

生きることは、成長していくことなんだな、と思わされた出来事でした。

それにしても今日は疲れました。

ぐっすり寝まーす!

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