茨城にて

一昨日から、バレエ講習会の伴奏で茨城県にきています音譜
コンクール前の子供たち、パワフルで清々しいオーラいっぱいアップ
茨城県内の2つのスタジオには三年前から度々呼んで頂いていて、すっかりお馴染み。ホームです家**
毎回行く度に、生徒ちゃん達の成長に驚かされるばかり。若いっていいなあ(笑)
昨夜は、ゲストティーチャーと先生のご家族の方々に、焼肉屋に連れていってもらいました。
とても楽しく飲んでいたら、どうやら私ひとりで酔っぱらっていたようで、
夜中1時にホテルに戻った際、おもむろにロビーのグランドピアノを弾いて、ホテルマンに注意された模様ですガーン(←あまり覚えていない笑)。
今日も急遽、地元のパーティーに参加させて頂くことにラブラブ
(今、ローカル電車で2時間かけて移動中です電車茨城って広い!)
今夜は酔っ払わないよう気をつけていってきます(笑)

The road to the world

昨日は不思議な一日でした。

一昨日、大阪から東京に戻ってきた私は、

大阪生活が楽しすぎたせいで、どうにもブルーで…。

しかし、そんな気分を打ち破るように、昨日は午前中に三件も仕事の電話が。

それもすべて、来月以降の仕事の依頼の電話だったのです。

大阪にいた一週間は、仕事の電話なんて一本もかかってこなかったのに…。

なんなんだ、これは…。

なんだか、今日は目に見えない大きな波がきている気がして、

私は新しいワンピースに袖を通すことにしたのです。

新進気鋭のニューヨークの作家のドレス。ワクワクする気持ちを抱きつつ。

足取りも軽く、向かった先は、三鷹市芸術文化センター。

森内剛氏指揮、新世紀オーケストラ演奏会。

彼は、先月のコレペティ講習会で私にたくさんのことを教えてくれた素敵な音楽家。

演奏会は彼ワールド全開、予想にたがわず素晴らしいものでした。

彼が生き生きと音楽を奏でているのが客席にも伝わってきて、

私も自然とオーケストラとともに呼吸して、一緒に音楽を奏でているような、そんな感覚を味わいました。

途中までは、指揮を見て、目と耳で音楽を味わっていたのだけど、

最後の曲、シューマンのシンフォニーでは、もっと深く感じたくて、目を瞑って、耳と空気、波動だけで音楽を味わうことに。

視覚を遮断すると、聴覚がより敏感になって迫ってくるのですよね、私の場合。

(部屋を真っ暗にしてピアノを弾くのも好きでよくやります。。)

彼の音楽は、真摯で情熱があって、正確で端正で、優しさもある。好きだなぁ。

彼とこの夏お会いできたことは大きな糧になりました。とても嬉しく思います。

さて、演奏会後に向かったのは、青山劇場。

実は前日に、仲良しの新聞記者氏を森内氏の演奏会にお誘いしたら、

「OK!じゃ、夜はローザンヌガラにハシゴしない?」とのお返事が。

ええ、いきますとも!こういう唐突なスケジューリング、結構好きかも(笑)

世界一名高いローザンヌバレエコンクール。

このコンクールで入賞したダンサーは、その瞬間、世界への切符を手に入れる。

この日は、ローザンヌを踏み台にして、世界の桧舞台で活躍してきた日本人ダンサーが一堂に会するガラ公演。

琴線に触れた踊りをいくつか。

・ベルリン国立バレエ団SHOKOさん&ヴィエスラフ・デュデックさんによる「アレス・ワルツ」。

(マーラーのアダージェットの調べに乗せて、いつまでも見ていたい、この時が永遠に続いてほしいと願ってしまったひと時でした。)

・中村恩恵さん&首藤康之さんによる「The Well-Tempered」 なんと慈愛に満ちた踊りであったことか。

・英国ロイヤルバレエ団の崔由姫さん&平野亮一さんによる「タイス」。崔由姫さんの伸びやかな肢体と情熱!

・今年受賞したばかりの佐々木万璃子さん。美しいひざと圧倒的存在感の持ち主でした。末恐ろしい15歳!

・Kバレエカンパニーの荒井祐子さん&清水健太さんによる「ロミオとジュリエット」。

・ロイヤルフランダースバレエ団斉藤亜紀さん&ウィム・ヴァンレッセンさんによる、「In The Middle,Somewhat Elevated」。

うーん、やっぱりフォーサイス作品は好きだなぁ。

フォーサイスに限らず、私は最近、興味の矛先がドイツ系譜のバレエにあると再認識。

ノイマイヤー、クランコ、フォーサイス、キリアン、レナートツェネラ、、

なんと魅力的な面々!ドイツのその独創性は、どこからくるのでしょう?

たっぷり舞台を堪能したあとは、レセプションパーティーへ!

新聞記者氏のオマケで、私も出席させて頂いたのです♪

そこでは、高円宮妃殿下をはじめ、熊川哲也氏等、そうそうたる面々が。

うわぁ、きちんとした洋服を着てきてよかった~^^;

新聞記者氏に紹介してもらい、熊川哲也氏と初めてお話する機会に恵まれたのです。

ずっとお話してみたいと思っていたのだけど、叶う時はこんなに簡単に叶うものなんだ。

やっぱり出逢いは降ってくるものですね。

彼は、辺りの空気を変えるカリスマオーラの持ち主。

至近距離でじっと目を見る眼力の強さ。

この距離感…ちょっと不思議、、でもやっぱり魅力的。いい男ですねー。

また、今日の出演者、SHOKOさん、荒井祐子さん、崔由姫さん、中村恩恵さんや、

私が11年前、初めてバレエピアノを弾いた時の先生、安達悦子さんともお話できました。

新聞記者氏にドクドクつがれたワインの酔いも相まって(笑)、夢のような、素晴らしい時間を過ごすことができました。Sさん、どうもありがとう(笑)

この日は、森内氏しかり、ローザンヌガラ出演者しかり、

世界を舞台に活躍されている日本人の方々の芸術に触れ、お話もでき、その息吹を感じることができました。

皆様本当に素晴らしく、大きな祝福を贈るとともに、

私自身も大きなパワーをもらい、力強く背中を押された気持ちになりました。

ありがとうございます。小さな歩みですが、私もがんばります!

朝の予感はあたりましたね。

想像以上のビッグウェーブで、何度も何度も心が震えました。

この日着たワンピは、ラッキードレスに命名♪

今度は、これを着てどこに行こう。誰に会いにいこうかな。

〆はやっぱり…

こころの音色-DVC00002.jpg

四天王寺にて母校参拝した後は、再び難波に戻り、両親と合流。
食事のあと、ほろ酔いの私は、「新世界に行きたい!」とリクエストキラキラ
大阪といえばここでしょう!
違うか(笑)
ノリでタクシーを飛ばし、通天閣に登り、ビリケンにも会ってきました。
新世界散策…
大阪ジモティはしないよね。(大阪城にも四天王寺にも行かないだろう…)
なんだかすっかり観光客気分な私なのでした。
大阪ラストナイトに乾杯ビール