お仕事動画のご紹介♪

永らくご無沙汰してしまいました。

すっかり季節も変わり、もう夏ですね!

お元気でいらっしゃいますか?

さて、お仕事に関する動画があるので、ご紹介させて頂きます。

私がピアノ伴奏をしている、井脇幸江バレエスタジオのレッスン風景が、

大人からのバレエ.comというサイトで紹介されました。

(クリックすると、音(私のピアノです笑)が流れるので、お気をつけください)

http://www.ballet-factory.com/studio-visiting/studio/studio_01.html

井脇幸江さんは、東京バレエ団の現役ダンサー、プリンシパルでいらっしゃいますが、

教えることにも情熱を傾けていらっしゃいます。

私と井脇さんの出逢いは去年の夏。地方のセミナーのお仕事でした。

その時、井脇さんはご自身のスタジオを新設されたばかりで、ピアノを入れたものの、

まだピアニストを見つけておらず、私は仕事を拡げようと思っていた時でした!

出逢いは、ベストなタイミングで降ってくるもの♪

帰りの新幹線では意気投合して、二人していろんな話で盛り上がり。

(そもそも、井脇さんの舞台を永年観ているという方が、私の友人にいて、

「あなたと井脇さんはとても合いそうだから、ご紹介したい」なんて言われていたのですよ♪)

凛とした大人の美しさが魅力の知性派ダンサー、井脇さん。

今は、一ヶ月の東京バレエ団ヨーロッパツアー真っ只中で、先生不在のスタジオですが、

私も先生の予定表を眺めては一緒に旅している気になりながら、帰国を楽しみにしています。

ワイン好きの私たち、夏の終わりには、また一緒に飲めるかな?

なお、井脇幸江バレエスタジオでは、まったくの初心者も歓迎しております。

ご一緒にいかがですか?^^

アンナカレーニナ楽日

本日、バレエ団「アンナ・カレーニナ」公演の楽日でした。

公演直前のクラスレッスンでのピアノを担当させて頂いたのですが、

なんともよい空気が漂っていて。

レッスン後も拍手が鳴りやみませんでしたきらきら

そんなこともあり、アンナ・カレーニナを観られるのも今日で最後だし、本番を観にいこう!と思ったら、

運よく制作さんにチケットを頂き、客席で観られることになりました。

とってもラッキー!!!ありがとうございます。

いつも地下リハーサルスタジオにこもっている私ですが、久々に地上へ。

こころの音色-100328_145931_ed.jpg

ゲネプロで心をわしづかみにされてしまっていた私は、

もう、幕開きからして涙がでてきてしまい・・・(花粉症もあるけど笑)。

アンナ役の厚木さんはゲネプロよりも一段と凄みを増し、アンナの一生を熱く生きていました。

ゲネプロでの涙腺決壊シーンは、やはり今日も・・・。

ちょうど一年前、状況は違えど、アンナのような行き場のない孤独を抱えていたのです、、私も。

だから、胸が痛くて痛くて。。

作品の素晴らしさもさることながら、それぞれの限界を乗り越えて舞台に立たれているのでしょう、

ダンサーさん達の努力に頭が下がります。

本当に素晴らしい公演。私は皆様を心からリスペクトします。

私も限界に挑んで頑張ろう!

今日でアンナ・カレーニナは終わり、今週から、「カルミナ・ブラーナ」公演の稽古が始まります。

次々回公演の「椿姫」の楽譜も、今日頂きました。

今日でひとつの季節が終わり、明日から新しい季節が始まる。

そんな区切りの日となりました。

また新しい志を持って、新しい季節を!!

(しかし、本日はまだまだ仕事がてんこもり。。・・・ちゃんと終わるかな!?)

アンナカレーニナ

今日はバレエ団公演「アンナ・カレーニナ」の舞台稽古を観にいきました。

こころの音色

ロシアのボリス・エイフマン氏の振付による作品。

彼の振付は、とても情熱的でダイナミックで、

それでいてエレガントで大人びていて、所作の隅々まで美しい。

そして、何よりも、それぞれの役の心理への迫り方が凄い。

とても、とても、好みの振付家です。

トルストイの原作を読むよりも、

直に心に突き刺さってくる・・・。

もう、ゲネプロからして、ゾクゾク鳥肌が・・・。

あるシーンでは、胸が痛すぎて涙腺が決壊しました。。

自分がアンナとして生きているかのような錯覚に陥ったのです。なぜこんなにも・・・。

それはそれはハードな踊りでしょう。

稽古期間中、ダンサーさん達は「体が痛い・・・」とよくこぼしておられました。

また、私が休日の夜遅くに劇場にピアノを弾きにいくと、

自主練しておられたのでしょう、

「もう精魂尽き果てた」という様子の主役ダンサーさんにお会いしたことも…。

本当にダンサーにとってはこの上なくハードな舞台かと思いますが、

その分、客席に伝わるものも大きいでしょう。

ボリス・エイフマン劇場からいらした三名のゲストダンサーさんの、

身体能力の高さにも、稽古場で驚いてしまいましたよ!

来週は少し忙しいのだけれど、、

なんとかして、本番も観にいきたいなぁ。

皆様も是非、劇場へおこしください。

アンナ・カレーニナ