ベジャールバレエに遭遇

週末、とっても素敵な出来事がありましたラブラブ

うふふふふ。

土曜日、仕事(バレエレッスン2クラスの伴奏)を終えて、

いつものように、練習をしに劇場に向かおうと思ったのですが、

なんだかどうにも疲れていて身体がだるくて、練習できる感じではなく…。

なんとなくふらふらと銀座に寄り道することにしました。

銀座に着いたら、誰かとお茶でもしたくなって、仲良しの新聞記者に電話。

(彼のオフィスはこの辺りだし、休日出勤でもしてるかな?と思ったのでねひらめき電球

お誘いすると、ちょうど仕事が終わったところだったらしく、すぐ合流することにニコニコ

「私、このあと練習するつもりだから、少しだけ~」などといいつつ、

丸の内界隈を歩いていたんです。

すると、一軒のお店のウィンドウに「ベジャールバレエ」の文字が…・。

今、来日中の、スイスのベジャールバレエ団!!

こころの音色-101106_193325.jpg

なんでも、期間限定で、丸の内のお店で、来日公演の衣裳展をやっているらしく!

土曜日は、そのオープニングレセプションで、

芸術監督のジルロマン氏も、デザイナーのジャンポールノット氏も、

ベジャールバレエのダンサーの方々もいらっしゃったのですビックリマーク

こころの音色-101106_200823.jpg

お店の外から中をうかがっていると、新聞記者氏のお知り合いの方がいらっしゃり、

「どうぞお入りください」とおっしゃって頂き、

急遽シャンパンパーティーに参加させていただくことにラブラブ

こころの音色-101106_183910.jpg

ジャンポール・ノット氏とジル・ロマン氏。

こころの音色-101106_191407.jpg

こころの音色-101106_192746.jpg
 

店内に飾られた衣裳のバックには、名作中の名作、「ボレロ」の映像も流れ。

プリンシパルの、ジュリアン・ファブローとエリザベット・ロスもいらっしゃいました。

ちなみに、ベジャールバレエの王子、ジュリアンファブローとは、共通の友人がいて、

その方の話で盛り上がりましたラブラブ

今回の公演の振付のお話もお伺いしました。

もうなんだか夢みてるみたい…。

今日は、仕事と練習で、ごく地味な一日を過ごす予定だったのに…、

ジル・ロマンに会い、ベジャールバレエのプリンシパルの方とシャンパン片手に談笑することになろうとはラブラブ

本当に、人生分からないものですね!

そういえば昔、ローザンヌに行った時も、図らずもベジャールバレエに迷い込んだことがありましたが、

こちらのカンパニーとは、不思議なご縁があるのかもしれません(笑)

こころの音色-101106_194955.jpg

ちなみに、ベジャールバレエ団来日公演では、

ベジャール振付の「火の鳥」も上演されるんですよね。

火の鳥といえば、新国の公演も無事終わったばかり。

観にいきたいなー!

この日は、結局練習はできなかったけれど、

なんだかこの素敵な場に、必然的に導かれたような…。

練習以上の、素晴らしい糧を頂いた気がします。

素敵なGIFTを、ありがとうございます。

"Les Costumes de Bèjart par JPK"

充実の一日

長い一日が終わりました。

コンサートで25曲を弾くというのは、

体力より、精神力、集中力との戦いになります。

今日はわりといい感じで集中できていたような気がするのですが、

やっぱり長く濃いプログラムの全てに、100%を注いで演奏するのは難しい。

長大なオペラなどを演奏する方など、どうやって集中力を維持しているのだろう。

とはいえ、今日のコンサートはなかなか充実していました。

時間をかけて稽古してきたので、不安がなかったし、信頼関係もできあがっていたし。

こういうコンサートは楽しいですよね♪

リハーサル風景↓

こころの音色

こころの音色

ちなみに、このドレス、オックスフォードで購入したもので、

イギリス製のくせしてやたら細身で、少しでも太るとすぐ着られなくなります。

今回はセーフでした(笑)

本番が終わってからは、劇場に移動して、「シンデレラ」の練習。

弾いていると新たな発見がたくさん!

名曲のもつ力というのは、本当に素晴らしいですよね。

楽しくなっちゃって4時間ぶっ通しで弾いてました。

私、なんで疲れを感じないの?ランナーズハイ?(笑)

そして、上へ移動して、舞台袖にてペンギンカフェ公演を少し観る。

客席で観るのももちろん楽しいですが、袖は独特な雰囲気があって、マニアにはたまらない感じ(笑)

出演者の緊張感、スタッフの無駄のない動き、仲間たちのあたたかい応援…、

劇場はひとつの家族みたいです。

どういうことだか疲れを感じず、ブログなんぞを書いている私ですが、

明日も朝から仕事。

いよいよ「ペンギンカフェ」公演千秋楽です。

初日を迎えると、千秋楽までがあっという間で、寂しくなります。

明日に備えて、そろそろ寝るとします。

では^^

久々の休日

今回のバレエ公演。

ピアニストが交代で照明キュー出し業務を務めているのですが、

今日は、公演中休みの日。

予定されていた舞台稽古もお休みになったので、

私にとっては久々の休日となりました。

実は10月は1日しかお休みの日がなくて…、

しかも私は間違えて、その日に仕事場に行ってしまったので(笑)

実質的には約一ヶ月ぶりの休みとなりました。

今日も本当は練習をしに劇場に行こうと思っていたのですが、

風邪をひいていたこともあり、身体が休息を求めていて、、一日家にひきこもることに。

上手に休息することも仕事のうちなのかもしれませんね。

そんなこんなで仕事漬けの毎日ではあるのですが、

このヤマを越えたら、放出したパワーを充電する旅にでよう!と思い立ち。

自宅でゆるゆるしながら、旅計画を練ることに。

知り合いがオーストリアでバレエ公演を指揮するので、

それを観に、というのが第一目的なのですが♪

彼と連絡をとったり、その他コンサート、オペラ、バレエの日程を確認したり、

ステイするホテルやアパートを調べたり…、

ああ、旅のことを考えている時間はなんて幸せなんだろう。

しかも、私のピアノを聴いてみたいという方が向こうにいらして、

もしかしたら向こうでピアノを弾けるかもという話まで降ってきて!

そうなると、自分の都合だけでは決められず、簡単に話が進まないのですが、

(しかも、それは行く予定のオーストリアではないので…いったいどうなることやら…)

考えるだけでワクワクドキドキ!

しばらく、渡欧のときめきだけで生きていけそう(笑)

私の仕事は、有給もボーナスも安定もないし、同世代の方に比べたら収入も少ないけど、

毎日好きなピアノを弾いていられて、ある程度自由に旅することもできる、というのは、

私にとってはこれ以上の仕事はないでしょう。笑

まずは、仕事のヤマを乗り越えます!

プロコフィエフのシンデレラ業務もさることながら、明日はコンサート。6人分の伴奏、25曲。

タフなスケジュールを乗り越えた暁には、

極寒のヨーロッパを旅する体力も、もれなくついてくることでしょう!