ぬか漬け臭い女

本日は、昼から声楽の研究発表会の伴奏ト音記号

週末、とても素晴らしいピアノを聴き、

美しき音を、身体に形状記憶させたはずなのに、

理想ばかり高くなって、空回り。

何をどうやっても裏目にでて、落ち込むばかりでしたガックリ・・・

表面上は無事終わったけれど、自分としてはかなり消化不良。

やっぱり、千里の道も一歩から、ですかね。

理想が高くなったというのは、喜ぶべきことなのでしょうかね。

気分を切り替え、夜は、自分が働いているバレエ団の公演を観にキラキラ3

いそいそと発表会会場を後にしようとする私に、誘惑の手が・・・。

昼の仕事場はのどかな多摩だったのですが、

たまに農家のおばあさんが、路上で野菜を売っているんです。

その野菜が感動ものの美味しさで、大好きハート

見かけるたびに何か買っていくのだけれど、今夜はバレエを観にいくのです。

いくらなんでもなぁ。でも、私が多摩に行くのは、2週に1度。。。

・・・誘惑に負け、買っちゃいましたよ。

よりによって、キュウリのぬか漬けキュウリを!!!

素敵な劇場で麗しいバレエを観ていて、隣の席からぬか漬けの香りが漂ってきたら・・

それは、ちょっとした悲劇だろうげっそり

いや、自分が第三者なら、ちょっと耐えられないかも。

しかし、バレエにぬか漬けおんぷ、エルメスのバッグにぬか漬けおんぷ

ごめんなさい、我ながらちょっとウケちゃいました笑

そんなわけで、ちょっぴりドキドキしながら客席についた私。

大丈夫かな、大大丈夫かな。

開演して少し肌寒くなり、バッグからストールを取り出したら、

バッチリぬか漬け臭くて、慌ててバッグに押し込みましたあはは・・・

くだらない話が長くなってしまいました。

公演の感想は、次回に。

旧細川侯爵邸

今日は、旧細川侯爵邸にて、パーティー演奏のお仕事でした。

こころの音色

旧細川侯爵邸、初めて訪れましたが、広大な敷地に建つ素晴らしい洋館キラキラ3

なかなか素敵なところでした。

日ごろから仲良くしてもらっている3人の姉貴分も来てくれ、

また、主宰の方にもよくして頂き、

とても心強く、気持ちよく弾かせて頂きましたありがとう

しかし、今日は昼過ぎから冷たい雨がシトシト傘

一昨年、イギリスにいた時、毎日雨が降っていたのですが、

イギリス人は「これは、レインではなく、シャワーだ」と言い、

あまり傘をささないんですよね。

(あまりにもよく降るので、いちいちさしてられないというか笑)

その考えがなんだか気に入り、私は日本に帰っても傘を持たない主義に・・・。

でも、今日はさすがに、本降りで羽織物ナシというのは、やせ我慢が過ぎました汗

さ・寒かったブタ 

明日は声楽伴奏のお仕事。

これから温かい飲み物を飲みながらティーカップ、楽譜を作りまーす。

こころの音色

ドンジョヴァンニ

今日は、バレエ伴奏仕事のあと、大急ぎで移動して、

オペラ「ドンジョヴァンニ」を観てきました。

こころの音色-20090627232551.jpg

この公演の芸術監督をやっていらっしゃる方とは、永く一緒に演奏仕事をさせて頂いており、

今回の公演のキャストオーディションでも、公式伴奏ピアニストを務めさせて頂きました。

普段からたくさんのことを教わっているのですが、こうして改めて舞台を拝見すると、

本当に素晴らしい方々とご一緒させて頂いているのだなぁ、と深い感慨を抱いてしまいます。

誰が主役か分からないほど、キャストの皆さんそれぞれ魅力的で、

素晴らしく上質な音のシャワーを存分に受け、今夜は気分よく眠れそうです。

しかし、ドンジョヴァンニ。

オーディション伴奏の時に、集中して勉強し、監督とも論議をかわしましたが、

モーツァルトは、ドンジョヴァンニの中で、何を伝えたかったのでしょうか。

モーツァルト後期の作品として、「ドンジョヴァンニ」と並んで、「魔笛」も挙げられますが、

同じ「愛」を題材にしたものでも、切り口も違えば、哲学もかなり異質だと思うのですが・・・。

この作品の真のメッセージを理解するのに、私はもうしばらくかかりそうです。

人生は長い。楽しみは先にとっておきましょうか(笑)

こころの音色