マカロン☆

私は毎週、とあるレストランに演奏しにいっているのですが。

そこの洗い場のおじさまに、リクエスト曲をお願いされました。

喜んでリクエストにお答えしたら、、、

そのお礼にと、ダロワイヨのマカロンマカロンをくださいましたハート

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リクエストは、基本的に「いくらでもどうぞ」という姿勢のお調子者ピアニストの私。

楽しんで弾いているので、わざわざ菓子折りを頂くなんて恐縮なのですが、

このセンスのよいプレゼントに、とっても嬉しくなりました。

ありがとうございます!!!

いろんなお味があって、とても美味しかったmogu*

女子は、マカロン好きですよね~花

こころの音色

過去から現在へ続く道

午前中、古巣のバレエスタジオに、ピンチヒッターでピアノを弾きにいきました。
私が音大卒業してすぐに雇って頂き、七年お世話になったスタジオでした。
懐かしい先生と、久々にあうんの呼吸で仕事ができ、

和やかにランチもご一緒させて頂き、

とても心地の良い時を過ごしました。
そして、午後は現職のバレエ団公演のゲネプロを観に。

こころの音色-20090625150134.jpg
楽屋口からロビーに出たところで、これまた懐かしい方に偶然ばったり!!

その方は、卒業後初のオペラ仕事でご一緒させて頂いた指揮者の方でした。
彼は、同バレエ団の来シーズン公演の指揮者として迎えられているのですが、

私にとっては、仕事で大変お世話になった恩人なのです。

尊敬する音楽家であり、兄貴分の彼とまた同じ現場で働けるなんて、

最高に嬉しいことです。

今日はいったい、なんという日なのでしょう!

私のヒヨッコ時代を知る(今も充分ヒヨッコですが 笑)方々に、

たてつづけにお会いできるなんて!!

過去から現在へ、そして未来へ。

私自身は、小さな小さな歩みで、何度もくじけそうになるのですが、

志を持って歩いていく限り、道というものは、繋がっていくものなのでしょう。

このような再会には、本当に力をもらえます。

会いたい人に会えるよう、

そして、お世話になった方に少しでも恩返しできるよう、

小さくても、志をもって歩いていこうと、気持ちを新たにいたしました。

こころの音色

ロミオとジュリエット

もう一ヶ月も前のことですが、、

デンマークロイヤルバレエ「ロミオとジュリエット」日本公演を観にいきました。

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振付は、ジョン・ノイマイヤー。

私が、初めて観た「ロミジュリ」は、マクミラン版で、アンヘルコレーラ&アレッサンドラフェリによるものでした。

その印象が強すぎて、永いこと、マクミラン版以外は、受けつけなかったのですが…、

最近、初めて生でノイマイヤー作品を観て、今の私にはとてもしっくりくると感じました。

期待に胸をふくらませて観たノイマイヤー版「ロミオとジュリエット」は、素晴らしいものでした。

ジュリエット役のスザンネグリンデルは、登場シーンから観客をグッと惹きつけ、

ほとばしる感情のままに、瑞々しい青春を駆け抜ける様が圧巻でした。

照明も素晴らしく、光と影が効果的に使われており、

まるで、レンブラントの絵画のように、美しい陰影を生み出していました。

光と影・・・

ロミオとジュリエットのような恋の出逢いは、強烈な光ですが、

光が強すぎるがゆえに、深い影が生まれて、

結果、破滅してしまう。

そんな二人の恋を、暗示しているようにも思いました。

一気に燃え上がる恋は、尊く素晴らしいものですが、

いったんねかせて「時」を待ったり、相手やまわりを尊重することができたら、

恋も長く続くのかもしれませんね。

そういえば、昨日友人たちと飲んでいて、寅さんの話になったのです。

寅さんは、自らの恋のことをこう言います。

「道端にキレイな花が咲いていたら、それを摘んでしまいたいと思うのではなく、

自分のものにせず、そのままそっと見ていたい」と。

大人になった今、こういうところに美学が宿っているのだということも、

よく分かるようになりましたね~(笑)

その一方で、ロミオとジュリエットのように、ただ心のままに突き進む恋も、

本当に尊いものだと思いますが。

ジゼル然り、シンデレラ然り、ロミオとジュリエット然り、

素晴らしい芸術に触れるにつけ、

人生は、美しく素晴らしいものだなぁと思わされます。

芸術の本質って、きっとそういうところにあるのでしょうね。

音楽とともに