いよいよ開幕

いよいよ明日、バレエ団新シーズンが開幕します。

怒涛の三部作の準備(譜読み他)を夏前から始めていたので、

ようやくこの日を迎えるのだな、となんだか感無量。

ずっとピアノで稽古してきて、皆でつくり上げてきたものを、初めてオケにバトンタッチした瞬間も。

達成感、感動、安堵、期待、不安、一抹の寂しさ…

いろんな気持ちで胸がいっぱいになりました。

わが子をお嫁にだすような感じでしょうか(笑)

ストラヴィンスキー火の鳥の稽古は大変だったけれど、

ペンギンカフェの稽古はおもしろかった!

私はナゼか、ピアノを弾くより、その他の楽器を鳴らしていることの方が多く(笑)

ドラムたたいたり、シンセサイザーでいろんな楽器の音をだしたり、

時には、3人のピアニストで合奏することも☆

なんだかピアニスト陣でバンド組んでるみたいでした(笑)

「火の鳥」業務がヘヴィーだった分、こちらで心底楽しんでいましたね~。

新監督デヴィッドビントレー氏の作品「ペンギンカフェ」に登場するのは、

絶滅種あるいは絶滅危惧種の動物ばかり。

ポップでクールでコミカルでありながら、

シュールで哲学的で、環境破壊、生命へのメッセージ性もあり、

回を重ねて観るにつれ、その魅力が立体的にみえてきます。

こちら、私が一番好きなシーン、ケープヤマシマウマのシーンの映像

千秋楽1時間前までピアノ稽古が入っているので、まだまだ気は抜けませんが、

お客様へのお披露目を、私もワクワクする思いで迎えようとしています。

皆様、どうぞ劇場にいらしてくださいね。

劇場に吹く新しい風を感じていただければ、幸いです。

http://www.atre.jp/10penguin/index.html

グリーン車&ビール☆

今日も朝から茨城へ。
シュトゥッツガルトからいらしたバレエダンサークラスの伴奏です。
今週は茨城四日間&群馬に仕事で出かけ、そのほとんどを車で送迎して頂いていたので、気づけば左半身だけ焼けてしまいました。助手席焼けガーン
ああ、なんでこんなに紫外線を吸収しちゃう体質なんだろうショック!
それはさておき、今日は終戦記念日ですね。
今日という日に、ドイツのバレエダンサーと芸術を分かち合えることがなんだか感慨深く。
互いの文化を尊重する心があれば、争いも起こらない気がします。
国家間のみならず、個人間でもきっと同じでしょう。
一年ぶりにお会いした彼とは、いろいろお話もできて、今日は充実していました。
さて、仕事も終わり、
今は東京へ向かう特急電車のなか。
仕事の後は、グリーン車でビールに限るね!
ってすっかりオヤジの域?(笑)

ロシアについて考える夜

昨夜のパーティーでは、

ロシアのバレエ団関係の方をご紹介して頂いたのですが、

懸念の英語、酔うと意外とすんなりでてくることが発覚しました(笑)

いや、ちゃんと通じていないかもですが、

文法お構いなしで喋っちゃうというのが、イイのかもしれません^^;

結構話が進展しちゃいました。

しかし、ひょんなことから世界は広がりますね。

ご縁をつくってくださった方に感謝です。

サンクトペテルブルク、どんな街だろう。

ロシアは、今まで私の将来の選択肢になかったのですが、

音楽史的にも、バレエ史的にも、重要なこの国。

来シーズンのバレエ団の演目「火の鳥」関連で、バレエリュスの話もして、

やっぱり興味深いです。

行ってみるかーーーー!!