パリで見かけた、美しい風景を切りとってみました。
記憶のカケラをここに。
とある日曜日、リュクサンブール公園にて。
Yさんに誘って頂いて、ショパン野外コンサートを聴きました。
2010年から毎年おこなわれているそう。
ギャルリーヴィヴィエンヌ。
エントランスからして、この美意識の高さ。
エントランスを入ると…。
目の前に広がる、パリで一番美しいと言われるパッサージュ(アーケード)が。
パッサージュのなかの、柔らかな曲線美。
こちらもパッサージュ。
モダンな魅力のギャルリーヴェロドダ。
ギャルリーヴェロドダにはクリスチャンルブタンのお店が。
靴フェチの血が騒ぐ♡
モンマルトルの丘の上。サクレクール寺院。
偶然、結婚式を挙げたカップルに。やわらかな光。
サクレクール寺院の前、モンマルトルの丘から望む、パリの街並。
私たちのホテルは、モンマルトルの真逆に位置していたのですが、
ホテルの部屋の窓からサクレクール寺院が小さく見えていて。
この写真にも、やっぱり私たちのホテルが映っていました。
パリはゴミが多かったり、浮浪者も多かったり、
危険だったり、、住みづらいだろうな、と思うことも多いけれど、
この美しさもまた、類い稀なものだと思うのです。
今回、パリ渡航4回目にして、
初めてパリが好きになった気がしています。
インターネットラジオ番組OTTAVA
インターネットラジオOTTAVAというクラシック番組をご存知でしょうか?
欧州就職活動旅にでかけるお供にと、iPhoneを初めて買った時、
「素敵なアプリがあるよ」と友人に教えてもらったのが、OTTAVA。
なかでも月曜~木曜夜6時~10時、リスナーからのリクエスト曲で構成される「con brio」は、
プレゼンター斎藤茂さんのトークも楽しく、とても人気のある番組なのだそうです。
ラジオ番組にリクエストなんてしたことない私。
「ハガキ書くの?」なんて真面目に友人に聞いて笑われたものです(それは昭和笑)。
以来、年に何回かリクエストを送ったり、ウィーンでの日常をお便りしたり(メールで!笑)。
ラジオの楽しみを初めて教えてくれた番組でした。
そんなOTTAVAの、プレゼンター斎藤さんに、5月の一時帰国の際、初めてお会いして、
「ウィーンのお仕事便りを」というお話を頂き、
第1回「ウィーン国立歌劇場に就職した経緯」をご紹介して頂きました。
下記のottavaサイトの8月21日のところをクリックすると、
一週間限定(オンデマンド)で聴くことができます。
ウィーンの話は、3時間6分あたりからです。
OTTAVA公式サイト
ウィーンにいる時も、たまに仕事の合間に劇場で聴いております☆癒される!
これから年に数回、「ウィーン便り」をだしたいと思っています。
素敵な番組なので、是非聴いてみてくださいね。
写真は、5月にTBSのOTTAVAスタジオにお邪魔した時、斎藤さんと撮って頂いた写真。
壁にある「OTTAVA」の文字は、坂本龍一さんが書かれたものだそうです。
パリ祭のエネルギーに満たされた夜
フランスで、一年で一番大切な日。
それは、なんといっても7月14日の革命記念日でしょう。
パリ祭の数日前から、パリじゅうにトリコロールの国旗が飾られて、お祭りモード。
軍の飛行機も低空飛行していて、その爆音に、劇場の中にいた私たちもびっくり。
マレ地区も。
シャンゼリゼ通りも。
パリ祭近づくこの日、パリ在住のソプラノ歌手、まやこちゃんとデートしました。
まやこちゃんとお会いしたのは、2011年3月10日、震災前日の彼女のお誕生日パーティー以来。
相変わらず美しいまやこちゃん。
あの日からいろんなことが変化して、
お互いこうしてヨーロッパに暮らすようになって、
ウィーンとパリ、ちょっとご近所さん気分でこんな風にまた会えたこと、とっても嬉しくて。
まやこちゃんもこの日のことをブログに書いてくれていました。ありがとう。
ちなみにこれ、彼女のブログで私が遊んでいた、Japanese Duster「HATAKI」笑
説明がきに「日本の各家庭にはハタキがある。ポジティブなエネルギーをもつプロダクツ」って書かれてる。わーお!笑
そして迎えた7月14日。パリ祭当日。
この日は日曜日だったので、仕事は休み。
二週間慣れない場所で仕事してきた疲れもあって、特に予定もたてず、夕方までホテルでゆるゆる。
シャンゼリゼでは朝から盛大に軍事パレードが行われていたらしいです。
パリに来てから知り合った、パリ在住の日本人女性Yさんが花火に誘ってくれて。
ホテルまでお迎えにきてくれ、二人でモンパルナスまで歩き。
地元の人たちと、道路にひしめきあいながら座って。
フランス革命のエネルギーに感動しつつ、
フランス人、立って花火を見ている人への「座れ!座れ!」のシュプレヒコールが激しく(笑)
おぉ、ここはやっぱりラテンの国だと思っていたら、
花火を見ている時は、静まり返っている。
何この、日本と逆な感じ(笑)
本当に感動した時には声がでないフランス人、ちょっと可愛い。
自分のなかのひそやかな気持ちを手放した日でした。
その日に、パリに来て知り合った方と、こんな風に二人で革命記念日の花火を見ているなんて。不思議。
去っていくもの、新しく入ってくるもの、再生されるもの…。
革命記念日に新しいエネルギーを感じながら。
人と人との縁、人と街との縁を感じながら。
パリで見た花火、きっとずっと忘れない。
- «Previous Page
- 1
- …
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- …
- 101
- Next Page»