英会話スクールに行ってみる

英国旅日記 3日目
今日は母のヨーコに連れられて、英会話スクールに行ってきた。
「生徒でもないのに勝手に行っていいの?」と聞くと、「いいのいいの、あなたのことは話してあるし、後ろで聞いているだけでいいから」とか適当なことを言う。・・・ヨーコさん、、
事情がよくつかめないまま、母に連れられてスクールへ。
スクールへは、自宅から徒歩45分・・・遠いです。
日本だったらこんな距離歩きません。
「まだ着かないの?」と弱音を吐くと「軟弱ねぇ。だから、あなたはダメなのよ」と叱咤される。久々に会うヨーコさん、あいかわらずである。
彼女に逆らっても無駄なことを知っている私は、諦めて歩く。

こころの音色
ひたすら公園の中を歩いたのだけれど、カモや白鳥がいたりで意外と気持ちよくて。こんな風景に囲まれて日々生活していたら、そりゃ、クマのプーさんやらピーターラビットとかが生まれるわけよね。
そして始まった英会話レッスン。

こころの音色
英会話のレッスンなんて留学準備挫折以来。私は小学校1年から英会話を習っていたのだけれど、昔の杵柄今いずこ・・・とんでもない語学力になり下がっている。案の定周りの人の会話に入っていけず。でもしばらくすると、うっすらと話が見えてくる。なんでも今日のお題は「イギリスのお家事情について」高騰するポンドのせいで、イギリスで家を持つのはとても大変なことで、1億は普通にかかるらしい。子供をもつか家をもつか、どちらかの道を選択しなければならないほどらしい。確かに、今住んでいるオックスフォードの寮も家賃は25万を超えている。たかだか50㎡くらいの学生寮なのに!これがロンドンだとどういうことになるのだろう。。
なんてことをお茶を飲みながら、小一時間も喋っていました。
「聞いてればいい」というヨーコの無責任な発言にもかかわらず、私もしっかり会話に参加させられましたよ。通じたかしら?(汗)やっぱり語学は使ってなんぼですね。私も今後はコンスタントに英語を勉強したいなぁ。そう思えただけでも、レッスンに参加した意義はあったのでしょうか。
レッスンを終えると、スクールの門前でヨーコに捨てられる。
「私はこれからパーティーだから、さっき来た道を一人で帰ってね」
ヨ・ヨーコさん、聞いていません><
みなしごシッチを不憫に思った母の友人が、私を途中まで連れて帰ってくれることに。助かりました。帰る道すがら「ヨーコさんはどうしてあんなにパワフルなんですか?」と質問攻めにあう。どうしてって言われましても・・・私が教えてもらいたい。。
オックスフォードの街の中心で皆さんとお別れし、あとはプラプラとお店を見て回る。オックスフォードは学生の街で、オシャレなものはほとんどないけれど、CD屋や本屋やカフェは充実していて、その辺りは東京の繁華街と同じくらいに便利だと思う。街を歩くと楽しかった。やたらと多国籍だけれど、外国とは思えないくらい安全そう。やっぱり学問の街なんだなぁと。
すっかりこの田舎街が気に入ってしまったので、これからちょくちょく散歩がてら街へ繰り出そうかな。
しかし、寒い。毎日毎日雨が降っている。
この天気はなんとかならないものか。

イギリス生活、始めました

英国旅日記 2日目
時差ボケと旅疲れを解消するべく、夜8時~朝9時まで眠りこけました。
目覚めるとスッキリ。意外にすんなりイギリス人になりました。
私はカタギの日本人ではなく、わけのわからない時間に寝起きしていたので、

8時間の時差があるこちらでは、わりとカタギなイギリス人で通るかもしれません(笑)
さて、いよいよオックスフォード生活初日です。
家族で朝食を頂き、午前中より父に大学を案内してもらいました。

こころの音色
一ヶ月お世話になるのはオックスフォードの神学校の中の寮。
学校の敷地内に広大な庭・キャンパス・チャーチ、チャペル、グラウンド・独身寮・家族寮などがあります。
学校の中は迷路みたいですが、古い建物がいい味をかもし出しています。


こころの音色
ここの生徒は30人ほどで、父にいろんな人を紹介してもらいました。

私のピアノの練習を快く快諾してくれた校長先生にもお会いすることができました。
そう、校内にピアノは4台もありまして!!!!
(しかも、誰も弾いていない★)
普段鍵がかかっているチャーチを特別に開放してくださって、練習させてもらえることになったのです。

24時間弾き放題です!ありがたいことです。


こころの音色
年季の入ったアンティークピアノですが、教会の高い天井に響き渡り、とても気持ちよく練習することができます。
あぁ、いいなぁ。これぞヨーロッパの文化だなぁ。。
ここで毎日ピアノを弾けることの幸せをかみしめています。
窓の外には緑が広がり、小鳥のさえずりも聞こえます。
夜は白夜で9時くらいまで明るいので、ついつい時間を忘れてピアノを弾いてしまう自分がいます

(日本ではありえない!)
なんて素晴らしい環境でしょう!
私、ちゃんと日本に帰ることができるのでしょうか?w
イギリス生活、滑り出しは順調です。少し寒くて風邪気味だけれど。
緯度は樺太と同じですもんね。。
半袖ばかり持ってきた私は、イギリスをなめていたかしらん。
悪化しないよう、今日は早めに寝たいと思います。
皆さんも、風邪にはお気をつけて。

VIVA !VIRGIN ATLANTIC

こころの音色
英国旅行一日目。旅立ちの日。
前日、飛行機墜落事故の報せを聞いた私は、ガラにもなく朝からブルーになっていた。あいにくの雨模様はまるで私の心を映しているみたい。
しかし飛行機に乗り込んだ瞬間、そんなブルーな気分は飛んでいった。
そう、これがヴァージンアトランティックマジック★
機内にはポップな音楽がかかり、旅気分をかきたてる。
フツーにイージーリスニング系じゃないのがいい。
機内の色もカラフルでおしゃれ。
私の一番のツボは、なんと離陸前に流れる非常時のセーフティビデオ。
アニメーションがとても可愛くてこじゃれていたのだ。
国内の航空会社のものは、いつも見ちゃいない私だけれど、このビデオには目が釘付け。いちいちオトボケでちょっぴりブラックなネタまで盛り込まれていて、一人で笑ってしまった。「今の、もう一度見せてー!」・・まさかこれにこんなにハマるとは(笑)
そして、配られたアメニティグッズのかわいいこと!
ポーチにアップルグリーンのボールペン・耳栓・アイマスク・ハミガキセットが入っていました。「可愛い!」と思っていたら、CAのお姉さんが「色違いのセットもどうぞ」とホットピンクセットも頂戴する。やった!・・待てよ、子供に間違われたとかじゃないよね!?
すっかり上機嫌になった私は、白ワインを注文して、一人悦に入る。
んふふ、機内はお酒飲み放題なのよね~~~。
ほろ酔いでランチも美味しく頂き、おなかいっぱいになったところで、映画でも観ようと。しかし、リモコンをどう動かしても再生できないのだ。30分ほど格闘したのち諦めて、CAさんをお呼び出し。するとどうやら、原因は私の機械オンチではなく、リモコンの故障だったらしい。「よろしければ、席を移動なさいませんか?」と言われ、素直に従う。案内された席は同じエコノミーだったものの、周りに誰もいなくてガラガラ。後方の席はHISが買い占めていた席だったのかな?
かくて私は一人ゆったりとリクライニングを倒し、映画「不都合な真実」「ドリームガールズ」ハッピーフィート」を楽しみ、その合間に、隣の席のモニターで地図を楽しみ(何を隠そう私は地図オタクである)、眠くなったら3席分を使って横になり熟睡。いやー、苦しゅうない(笑)災い転じて福となしちゃったわ。ラッキー。
そうこうしているうちに、飛行機はイギリス上空へ。
ロンドン中心部を低空飛行。「あ!テムズ川!バッキンガム宮殿!」と思わずシートベルトを外し、窓にへばりつく。
空から見たイギリス、うっとりするほど素敵でした。
ヒースロー空港に無事着陸し、機内で知り合った日本人(3週間の語学留学予定の30代半ばの主婦&イギリス在住50代男性)とお別れ。旅は出会いと別れの連続ですね。
ヒースロー空港には父が迎えにきてくれていて、バスでオックスフォードへ。
その道のりには素晴らしき田園風景が広がり、羊や馬が放牧されているのを目にする。これがイギリスかぁ、、、
ま、それはおいおい書くことにしましょう。
本日はここまで。
それにしても、今日の空の旅は楽しかったなぁ。
皆さん、イギリスに行く折には是非、ヴァージンアトランティックを★