昨日、くるみわり人形公演今シーズン千秋楽を無事終えました。
昨シーズンから数えると、全18回、オケピで金平糖を弾きました。
素晴らし過ぎるチャイコフスキーの音楽を、
このオケの中で味わうのはパーフェクトに幸福な時間でした。
リハでもずっと主役のパドドゥ稽古を弾いてきて、
彼らの生みの苦しみ、成長の過程を見てきました。
私自身スランプ気味だった時、あるリハですっかり自信をなくし、
次のリハで涙鼻水垂れ流しながら弾いてた時、
ボスが「Shino, don’t cry…we love you」と
歌詞をつけて私のピアノに合わせて金平糖を歌ってくれたこと、
オケの皆との幸福な時間…
毎公演、どうしてそんなに?と思うほどに、
金平糖を弾き終えたら、オケのメンバーが皆ブラボー言って微笑んでくれて、
なんてあったかいのだろうって。
皆が演奏している横顔や手に見惚れたり、聴き惚れたりもしていたな。
リハでも本番でもたくさんの想い出があって、
きっとこの先、くるみ…特に金平糖の音楽に接するたびに、
あたたかい思いに満たされる気がするのです。
終わってしまうのは寂しいけれど、
何かが終われば、また新しいこととの出逢いとチャレンジが生まれる筈。
道は続いていきます。
昨日は、ささやかなうちあげを。
主役を踊った仲良しのダンサーと、彼のパートナーと3人で、
私たちの大好きな、焼鳥屋「火鶏」へ。
素敵な夜でした。
ちなみに、たびたびテレビ放映された、ウィーン国立バレエ「くるみわり人形」が
Youtubeにアップされていたので、リンクを貼っておきます。
稽古風景ドキュメンタリー
くるみわり人形1幕
くるみわり人形2幕
(ちなみに、私が弾いている金平糖は、2幕の36:00~辺りから)
2013年のクリスマス、そして2014年へ!
歌劇場のクリスマスパーティー
歌劇場合唱団が、クリスマスソングメドレーを。
去年は、歌劇場オケ金管隊のメドレー演奏だったんですよね。
ウィーンフィルの演奏BGMで昼からお酒飲めるなんて豪華でしょ?
昼から豪勢に。ただ、私たちバレエ部は、その日の夜に「くるみわり人形」公演があったので、ほとんど飲めず…残念
おうちには、アドヴェントクランツ。アドヴェント期間、毎週日曜日に一本ずつロウソクを灯していき、クリスマスまでの期間を過ごすのです。これは3週目だったので、3本。
クリスマスイヴは、25日にくるみ公演を踊る主役お二人の自主練に、少しおつきあいして、三人でカフェでケーキを食べて、
その後、待ち合わせした友人とペーター教会に。
いつも美しい教会が、更に気高く美しく。
ヨーロッパに来て良かった、と思う事のひとつは、
静かで清らかなクリスマスが過ごせること。
シュテファン寺院を見渡せるバーで、少し乾杯して
またまた、別の友人に会い。
ピアノ連弾したり、眠くなるまで音楽について語ったり。
いつも豊かさをくれる友人です。
それまで仕事がたてこんでいたこともあって、
クリスマスイヴの予定は、その日の朝まで特にたてていなかったのに、
空っぽのところには、何かがやってくる。
そんな不思議さと幸福をかみしめた一日になりました。
何よりも、清らかで美しい友人たちへの感謝の気持ちに、胸が満たされました。
今日、大晦日は先ほどまでくるみわり人形公演のリハをして、無事仕事納めをし、
ウィーン国立バレエ「くるみわり人形」日本放映!
ウィーン国立バレエは、この二週間で「Tanzperspektiven」「マノン」、
「くるみわり人形」「Ballett-Hommage」という驚異の4本立てで公演しています。
ほとんど全員が全ての公演に出演。次から次へと「限界へ挑戦」のような日々。
今日は、トリプルビル「Ballett-Hommage」のプレミエを迎えます。
皆、本当に大変だけど、その瞬間を生きる舞台姿に、私も力をもらっています。
さて、先週開幕した「くるみわり人形」、今年もオケピでチェレスタを弾いています。
今年も発売とほぼ同時に、全10公演全席完売!!の、超人気演目です。
その『くるみ割り人形』、クラシカ・ジャパンで、明日放映されるそうです。
ウィーン国立バレエ、日本のテレビに初登場です!
クラシカ・ジャパン(Ch.736) 12/16 (月) 21:00 ~ 22:50
日本人ソリスト、橋本清香さんと木本全優さんも、葦笛の踊りで出演。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーンフィル)の演奏するくるみ、贅沢ですよね。
私もドキドキしながら金平糖を弾いています(笑)
日本の皆様にご覧になって頂けると嬉しいです。
プロモーションムービーはこちら
- «Previous Page
- 1
- …
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- …
- 101
- Next Page»