クリスマスin軽井沢

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今年のイヴは、うっすら雪積もる軽井沢で独りクリスマス。静謐で、星も空気もとても清らかで澄んでいる。2000年前のベツレヘムもこんな夜だったのだろうか?

軽井沢には、NEW YORKから来日されているバレエダンサーのワークショップ伴奏業務で、やってきました。
数々の国内・国際コンクールで入賞する生徒を多数輩出している教室が、ここ軽井沢の山奥にあるのですが。なんと、私より若くて美しい先生が、お一人で教えられているお教室!!生徒全員あまりのレベルの高さに、いつ訪れても信じられない思いを抱いてしまいます。なかでも一人、天使のような子がいて。今年、NEW YORKの国際コンクールで2位になった12歳なのだけど、稽古場にいても、一人だけピカピカに輝いている。そこだけスポットライトがあたっているみたいで、つい目を奪われてしまう。彼女はどんな時も心底楽しそうに踊り、またほんのわずかな場所と時間を見つけては、ひたむきに練習する。来月から、奨学金を得て海外のバレエ学校に留学するらしいです。彼女の将来が祝福に満ちたものでありますよう、願ってやみません。もちろん、彼女だけでなく、他の生徒も先生も。ひたむきに生きている人の魂に触れるだけで、私の心が洗われる気がする。

今年のクリスマスに、ここに来られて、本当によかった。神様、最高のクリスマスプレゼントをありがとう。
さて、明日は昼過ぎまでオフ。温泉に入ってレンタサイクルで教会に行ってみようかな。皆様もよいクリスマスを

オペラ座の怪人


こころの音色
私、本場イギリスで「オペラ座の怪人」を観て、
初めてこのミュージカルが解った気がしたのです。それまでは、クリスティーヌが怪人のどこに惹かれて彼についていくのかがいまいち理解できませんでした。
クリスティーヌが感じた、怪人の底知れぬ魅力。それは「官能」と「音楽」だったということが、こちらの舞台を観て初めて心から納得でき、とても筋の通った話だと解することができたのです。
この日のクリスティーヌ。恋人ラウルを見る時の目は、楽しげだが至って理性的な表情。怪人を見る時の目は、もう溶けてしまいそうなほどでした。現実は共には歩めないけれど、抗えない魅力だったのだな、と。だからこそ、このストーリーが生きてくる。日本人の役者さん、こういう表現苦手ですもんね・・・。
しかし、素晴らしい舞台だったな。すべてがはまり役で演技が深い。演劇大国の底力を見せつけられました。
こころの音色

余談ですが、
この日、ジャパセンで買い物してからミュージカルを観に行った私(しかも、1人でカフェでビールを一杯ひっかけてから)。日本酒やらみりんやら油揚げやらの入ったスーパーのビニール袋をぶら下げて、ほろ酔いで(笑)
案の定、入り口の手荷物検査では、袋の中身を二度見されました(笑)

自炊生活in London

ロンドン滞在中、食事はほとんど自炊しておりました。海外での自炊って楽しいんですよね。
肉・乳製品・野菜が安くて豊富なイギリスのスーパーは、見て回るだけでも楽しい。
こころの音色
豚肉1キロ2,2ポンド(約300円)!
また、チーズ好きの私には、チーズが安いのが嬉しくて嬉しくて。
フランスの高級チーズ、エポワス。
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日本で買うと4000円近くするものが、1000円弱でした。
朝食に作ったイングリッシュマフィンにエポワスをたっぷり。
こころの音色
あぁ、なんて贅沢な!

パルミジャーノレッジャーノやブルーチーズも、500g200円くらいで買えたので、
高級チーズ&野菜いっぱいのリゾットもお手軽に。
こころの音色

こころの音色

豊かな土壌を誇るイギリス。こんなに食材が豊かなのに、どうして食生活は乏しいのだろう?

理解に苦しむところ。
そうそう、ピカデリーサーカスにあるジャパンセンター。http://www.japancentre.com/
日本食材を扱っているので、みりん・酒・醤油・味噌など一通りの調味料を買い揃えた後も、二日にいっぺんは通っていました。日本酒も豊富に取り扱っていました。
豚のしょうが焼き、角煮、肉じゃが、炊き込みご飯、おうどん、親子丼、
など簡単な和食を作って食べていました。
こちらに留学している旧友&そのお友達、3ヶ月で5キロ痩せてしまったというくらい食には困っているらしく、
こんな私の料理を目を輝かせて食べてくれるのが嬉しくて。調子に乗って「今日から私をオカンと呼びなさい」と豪語する。私、ロンドンで家庭料理屋を開いたら、結構イケるんじゃないか?しかもモテそうだよ?日本女子の皆さん、どう?

おまけ。
ある日のホームパーティーに作った豚の角煮。
酔っ払いながら料理をして「おらおら」調でサーブしていたので、すんごい盛り付け(笑)
こころの音色

・・・嗚呼、これじゃ、料理屋は到底ムリか(笑)